第280弾





ドラゴンクエストV


PartF

















 


2011年3月1日。神竜討伐戦は作戦開始から2週間が経過。


ロングソード連合は一気に総攻撃を敢行したが、敵の防衛線は厚くガードリーダー隊は大きな損害を出して後退。


さすがにドラクエV最高難易度を誇るだけあって、ザコといえども敵は精兵ぞろいだった。














 


そんな中、ガードリーダーのチームに予想外の新戦力が加入。


これまで三度にわたって登場し、ロングソード連合を苦しめてきた破壊の神、アシュラだった。














 


「残虐非道の魔人とレベンディック信奉者が手を組んだ」、そのニュースは瞬く間に世界全土へ広まった。


・・・本来四人目は直属部隊最強の格闘家、天王寺舞を入れるべきだったポジションだった。


しかし今軍団に必要なのは、天王寺の素早さよりもアシュラの高い防御力である。


勇者ガードリーダーが回復魔法で援護する必要の無い屈強の闘士こそ、神竜討伐には必要不可欠なのだ。












 


さすがに戦士キャラだけあってアシュラの攻撃力は抜群。戦闘では次々と敵モンスターを撃退。


アシュラ加入は大きく、あれだけ全滅していた武装親衛隊との戦闘も敗れることはなくなった。


もはや天界の兵、おそるるに足らず。


残る作業は大ボス神竜を倒すための最終調整である。
















ガードリーダーのプレイを見ていたは、「なんで王者の剣を持ってないん!?」と激しく叱責。


・・・どうやら今の今まで「稲妻の剣」で戦っていたようだ(汗)













 


かつて神竜と戦った経験のある嫁のアドバイスは的確で、「神竜の塔」ではついに最強の武器を入手。


「破壊の鉄球」は最強の攻撃力を誇るうえ、全体攻撃可能という恐るべきアルティメットウェポンだ(汗)


また、攻撃力の低さが懸念される溝蠍には「賢者の石」を持たせ、衛生兵とすることを決定。


これによってガードリーダーも回復作業から解放されたので、チーム攻撃力はさらに向上した★














 


チームの勢いは止まらない。ここへきて紅一点の木村理恵が徐々に強力魔法を習得。


これまでスクルトとバイキルト以外、効果的な魔法が使えなかったり理恵もこれで攻撃陣の一翼に。





ガードリーダーとアシュラが肉弾で突貫し、溝蠍と木村理恵がそれを援護する・・・


最終決戦を目前にして四人の戦士は、ようやく最強軍団として機能し始めたのである。



あれだけ遠くにみえた神竜との対決は、もう目の前だ。






















 ハーッハッハ!次に死にたいヤツはどいつだァ!?このアシュラ様がひねり潰してくれるわ!



 アシュラ!はしゃぐのは構わんが、隊長の右翼の守りを怠るなよ。



 ほほう、このオレに命令か?なんならお前から先に片付けてもいいんだぞ、ドブネズミ!



 お、俺はドブサソリだっ!








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