第177弾
恋愛CHU!!
PartC
重装機兵ヴァルケンの敵キャラ、レベンディックをこよなく愛するガードリーダー。
一度崇拝したら死ぬまで忠義を尽くす、そんな男が今回攻略目標に掲げたのは・・・
本ゲームにおけるサブヒロインの一人、仁科弥生先生である。
これまでガードリーダーはプレイ日記で多くの女性キャラを攻略してきた。
その陣容は天王寺舞もさることながら、男勝りの女の子がほとんどであった。
落ちこぼれの生徒のために時間を惜しまず補習に付き合ってくれる弥生先生。
これまで見てきた勝気な戦闘少女たちとは違い、やさしさに満ち溢れた大人の女性だった。
容姿とその慈悲深さに感動したガードリーダーは即、弥生先生攻略作戦を発動させたのである。
「目標を見つけたのは至極結構。で、作戦はどうされますか?」
「ふむう。やさしいヒトとはいえ教師と教え子。どうしたものか」
「この溝蠍に1万の兵を与えて下されば見事生け捕ってまいります」
「たわけ。欲しいものを力ずくで奪うのでは夜盗か山賊ではないか」
「されどプレイ日記第117弾で隊長は、ナカユウ殿を力で信服させました」
「あのときは矢玉飛び交う乱世の戦場。今は平和な学校生活だ」
「ではいかがなされるおつもりですか」
「まあ焦るな。まずはじっくり受けることだ。・・・二人っきりの補習をな★」
ガードリーダーは短期決戦を避け、どっしり構えてチャンスを待つ持久戦を選択。
弥生先生との補習で好感度を確実に上げていく作戦だ。
初日の補習は5時開始。クラスメートもいなくなる絶好の時間帯であるw
補習開始を待ちわびるガードリーダーの前に一人の生徒が登場。
すっかり忘れていたが本ゲームのヒロインにして男装の女子、NANAである。
「補習が終わるまで待っていようか」と言ってきたNANAだが・・・
もはやガードリーダーの心はNANAにはない。
早々にNANAを寮に帰らせ、一人でゆっくりと補習開始を待つのであった。
「隊長、もう5時15分ですぞ」
「うむ。時間に厳しい弥生先生が遅刻とは珍しいな」
「ひょっとしてあの先生・・・隊長のことを忘れているのでは?」
「まさか。弥生先生に限ってそれはあるまい」
「この私が職員室に行って先生を連れてきましょうか?」
「い、いや。君は女性でも容赦がなさ過ぎる(汗)。俺が行ってくるよ」
弥生先生とのマンツーマン補習。勉強は嫌いだがこういうカタチなら大歓迎★
開始を待ちわびるガードリーダーは弥生先生を求め職員室へ向かう。
だが、そこには予想だにしない光景が待ち受けていた・・・。
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