ロングソード連合HP管理人ガードリーダー。


数々のプレイ日記でときに笑い、ときに泣いたこの男が今また戦場へと向かう。


今回の相手は2001年に発売された恋愛ゲーム。


当時ロングソード連合の副官くどりんからプレイさせてもらったあの作品である。
























第177弾





恋愛CHU!!






















上記のとおり「恋愛CHU!」は副官から支給された当時大人気のPCゲーム。


多くのユーザーが登場する女性キャラクターの虜になっていた。


しかし2001年当時のガードリーダーはレベンディックとRPGツクール2000に没頭。


求めていたのは「恋の甘い匂い」よりも「戦場に漂う火薬の臭い」だった。


そのため本作はほとんどプレイすることなく副官に返却されたという。






そして現在。ときは2010年3月。


なぜに今になって「恋愛CHU!」を再プレイすることになったかは不明だ。











 


「久留米の後援者ツルさんのメールでテンションが上がった」


「溝蠍氏のHP更新に対抗心を燃やし、あえてリベンジに挑んだ」



・・・などなど諸説あったものの、決定的な理由は見つからない。



ただひとつだけ確かなことは、この戦いにガードリーダーはやる気十分ということだ。













ガードリーダー 「どんなゲームだったかは忘れちまったが、今の俺なら楽勝よ!」


















ゲームスタート★ 主人公の職業は王道ともいえる高校生だ。


しかし主人公が通う高校は厳格な校風を重んじる県内屈指の名門の進学校で、


今どき珍しい男女交際禁止という鉄の規律が生徒たちを縛っていた。

















もしこの規律を破れば即、特高警察がやって来るのは想像に難くない。


特高の過酷な尋問を避けるには規律を遵守した清廉な高校ライフを送ることが第一だ。


恋だの愛だのは卒業したからでも十分間に合うだろう。
















しかし、しかしである。


自分の信念のためなら、たとえ正義が相手でも闘うのが長剣戦士の道。


ロングソード連合の辞書に「校則は守る」という文字は無い。


















色あり恋ありなんでもあり。校則は拘束にあらず。


ガードリーダーはインターネットを使い、水面下でひそかに交際相手を探索!


これならば学校の監視を欺くのも容易であるw



女の子に話しかけ肉弾で交際ルートを切り開くのはすでに前時代の戦術。


ネットを媒体とした迅速かつ正確な電子戦術こそが21世紀型の戦争なのだ。















ガードリーダーが発見したメール友達はNANAという女の子。


顔は当然画像なしだが主人公とは同じ年で、ずっと友達を欲しかったらしい。


ガードリーダーはこのNANAと毎日のようにメールを交信。


そして舞い上がったガードリーダーはNANAに自分の本名と高校まで公開。




本来ネット社会でこれは自殺行為に等しい行動だが・・・


ガードリーダーはNANAを直感的に「信用できる人物」と判断。


群馬参謀ナカユウやML氏と友好を育んだ自分のネットにおける眼力を信じたのである。
















NANAとの楽しいメール交際だったが、ある日が事態が急変。


一人部屋だったガードリーダーの寮部屋に同居人がやってくるという。


この知らせはガードリーダーにとって大きなショックだった。



ガードリーダー 「せっかく楽しくなってきたってのに同居人だ?メールを打てんだろうが(怒)」












 「まったく!これだから寮生活ってヤツは・・・」



 「だいぶお困りのようですな。ガードリーダー隊長」



 「むっ!?貴様は栃木在住の後援者、溝蠍(どぶさそり)!」



 「ははっ。隊長のご尊顔を拝し恐悦至極に存じます」



 「よいところに来てくれた。何かいい策は無いものか」



 「ルームメイトは邪魔な存在。邪魔なものは消すのが最善かと・・・」



 な、なにッ!私に罪もない学生を殺せというのか!?」



 「隊長は世に知れた軍事マニア。手入れ中の銃が暴発したことにするのです



 「なんと!」



 「ここで一人部屋を守らねば後日の憂いとなるのは必定。ご決断を」



 「わ、わかった。やむを得ん・・・。背に腹は代えられぬ」

















策士・溝蠍の献策を受け入れたガードリーダーはただちに自室に銃座を設置。


ルームメイトがドアを開いた瞬間、一気に掃射する作戦だ。


非情だが目的達成のために避けては通れぬ道。



何も知らないルームメイトの足音は、静かに部屋の前にまで迫ってくる・・・






 「俺は心臓を狙う。貴様は頭だ。せめて痛みを知らず楽に葬ってやれ」



 「了解です。射撃準備完了。・・・・扉が開きます!
























!!?











 お、女!!?どうします、撃ちますか!?」



 撃つな、撃つんじゃない!(汗)撃ち方止め!撃ち方止め!」
















男子の制服を着用しているとはいえ、こりゃあどこからどう見ても女の子。


男ならまだしも、女の子を問答無用で射殺することはさすがにできない。


それにしても男子寮になぜ女の子が・・・。


とにかく一度管理人のおばちゃんに報告しようとするが、女の子は話を聞いてくれと懇願。


よほどのことなのだろう。


捕虜はすみかやに移送すべきだが、まずは話だけでも聞いてみることにした。



 「予想外の展開ですな。とにかく私はいったん席を外します」



 「そうだな・・・。すまんがそうしてくれ」
















女の子はオドオドした様子で部屋を見回しながら次は「鍵をかけてくれ」と嘆願。


ロングソード連合隊長に向かって一体何をするつもりだというのか。


挙動不審に警戒しつつガードリーダーが部屋を施錠すると・・・・




















なんと女の子は手を震わせながら、いきなり脱ぎ始めたのである(汗)


なんという奇天烈な展開。


一体なにが起こっているのかガードリーダーもさっぱりわからない。
















「鮫島幸雄の放った刺客か、それともアヴァロン軍の残党か?」
、美少女とはいえ油断はできない。


しかし女の子の口から発せられたのは予想外の言葉だった。


「はじめまして。私、NANAよ。あなたとメールをやりとしていたNANAよ















コンフェ状態のガードリーダーを畳み掛けるかのように、「抱いてくれる?」と迫るNANA。


なんとこの女の子はガードリーダーのメールの情報をもとに田舎から転校。


男性として入学し同室に潜り込むという前代未聞の強行策に出たのである(汗)




よほどメール相手のガードリーダーにホレ込んだようであるが・・・


こんな無茶苦茶なアプローチは古今東西見たことが無い(汗)










とにかく、現時点でガードリーダー言える言葉はたったひとつである。
























「まいったぜ!」





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