第153弾
アドバンスド大戦略 作戦ファイル
今回プレイ日記第153弾としてプレイ日記で戦うのはセガサターン屈指の名作ゲームソフト、
アドバンスド大戦略・作戦ファイルである。
シングルマップが多数収録してある作戦ファイルの中で選んだのは、スタンダードモードの「レッドベア」。
舞台は1945年8月、日本本土侵攻に伴い北海道に上陸したソ連軍と日本軍の戦いである。
欧州でドイツを屈服させた赤い巨熊から北海道を守りきることがプレーヤーに課された任務だ。
ガードリーダー 「1945年時のソ連軍って・・・めちゃくちゃ強えに決まってるじゃねえか(汗)」
以前プレイ日記で貧弱な日本軍を指揮してドイツ軍を打ち破ったこともあるガードリーダーだが、
あのときのドイツ軍は二線級の装備だったので非力な日本戦車でも十分対抗することが出来た。
されど1945年時のソ連は満州で関東軍を圧倒した質・量ともに世界最強の陸軍国家だ。
北海道は我が故郷・福岡県より遠く離れていながらも、なにも知らない辺境の地ではない。
広大な台地に無限の可能性を秘めた聖地、それがガードリーダーにとっての北海道である。
そして防衛戦でこそ光り輝くロングソード連合として、この地の防衛を任されることは名誉このうえなし。
しかし恐るべきは赤い巨熊。やはり今回だけは相手が悪すぎる。
タイガー戦車やパンター戦車でさえ止めれなかった赤い重戦車軍団は竹槍じゃあ倒せないのだ。
その証拠にガードリーダーはこの北海道防衛戦をプレイ日記第2弾として戦い抜くつもりだったが、
結局ソ連軍との交戦を恐れるあまり、プレイ日記の製作は3年も遅延。
そして公開はとうとう第153弾にまで先送りしてしまうのだった(汗)
「もう北海道防衛はあきらめよう」・・・ガードリーダーは何度もその言葉を胸に抱いた。
だがそれは言えなかった。
これまでガードリーダーにはいつも戦うべき理由と守るべきものがあったからだ。
そしてそれはこの北海道防衛戦にも存在している。
どんなに不利な戦況であろうと、北海道の死守戦に赴くことはガードリーダーの使命なのだ。
「羊飼いは羊のために・・・」
「狼と闘うときもある」
ガードリーダーの腹は決まった。
我々の任務は、北海道南部より展開し北部から侵攻してくるソ連軍上陸部隊を殲滅すること。
いざ北海道防衛戦の開始である。
ガードリーダー 「覚悟完了!こうなったらイワン相手に砕け散るまで戦ってやるぜ」
ソ連の機甲部隊に真正面から突撃するのは自殺行為なのでまずは偵察と陣地構築である。
軽戦車と偵察用の歩兵を先行させて防衛用の野砲部隊がそれに続く。
敗戦間際で継戦能力が危ぶまれる日本軍だが、航空部隊はいまだ健在である。
ガードリーダーはさっそく北部方面に航空機を飛ばし、ソ連軍先鋒の姿を発見する。
ガードリーダー 「くっ、T-34か。イワンどもめ、やはり戦車を大量に持ち込んでいたか」
ゲーム開始から7ターン後、両陣営はついにMAP中央で逢い見えた。
もはや全知全能の神をもってしても、これから始まる殺戮の宴を止めることはできないだろう。
北海道を我が物にせんと迫る赤い巨熊の群れとそれを阻もうとする長き剣の団。
二つの鉄の流れは激突し、白銀の大地を紅く染め上げていく。
PartAへ
TOPへ戻る