第141弾





卒業 クロスワールド




















第141弾となる今回は久しぶりにセガサターンのゲームをプレイ。


そのソフトとは2009年正月、ガードリーダーがWiiフィットとともに購入した「卒業-クロスワールド」である。


なぜ最新鋭のゲーム機器と一緒に今更セガサターンのゲームを購入したのか・・・明確な理由は不明だ。


しかしガードリーダーはまったく知らないこの作品に何故か引き寄せられたのである。
















かつて隊長の手記でも書いたことがあるが、ガードリーダーは一応初代の「卒業」は経験済み。


とくにキャラクターに惹かれることも無かったが、昔から持っているソフトだけに何度かプレイはしていた。


しかし初代卒業が先生として生徒を指導するゲームであったのに対し、今回は主人公も高校生。


前作までとは打って変わって、今回は純粋な恋愛アドベンチャーゲームのようである。


















未知のゲームに挑戦するのは毎度のことながら勇気のいるものである。


されどロングソード連合隊員に敵から逃亡する臆病者はいてはならない。隊長ならばなおさらだ。



ガードリーダー 「サターンの恋愛ゲームは久々だぜ。しかし買ったからにはクリアしねえとな」














 


ゲームスタート。主人公はアクロバットパイロットだった無き父の影響を受けたとある高校生。


もちろん夢は父と同じ空を飛ぶことだ。


こうして主人公は夢のために毎日を飛行研究に費やし、紙飛行機をやたらめったら飛ばしまくっていたw
















紙飛行機とはいえ、大量の資源を街中にバラまく主人公はこの環境社会において決して褒めれた男ではない。


しかしこのゲームの全ての始まりはこの紙飛行機にあるといってよい。


都市一面に散布された紙飛行機たちは何故か女子高生たちの手元に届いていたのであるww













 


飛ばした紙飛行機一機一機に自分の名前まで書くのは愚かというべきかか、賢いというべきか(汗)


紙飛行機をきっかけにするという前代未聞の戦術で次々と女の子たちと知り合いになる主人公。


この作品には総勢12人もの女性キャラが登場するのだが、ガードリーダーの好みは未だに登場してこない。



ガードリーダー 「ぬう、12人全員出してから選ぶのは無理だし・・・どうしたもんかね・・・」














 


ウダウダ迷っている優柔不断なガードリーダーだったが、そんなとき一台の車が接近。


やってきた車はまるで「ナイトライダー」に出てくるような真っ黒なトランザムだった。

















すさまじくカッコイイ外車から登場したのは、これまた主人公の紙飛行を拾った女の子だったw


しかし車に乗っているということは、この女性キャラはもしやかなりの年上だろうか。


たしかに他の登場キャラに比べて雰囲気はかなり大人びている。


詳しい事情聴取を行うべく、ゆっくりと近づく怪しさ満点のガードリーダーだったが・・・














 


トランザムを駆る黒い女性は、ガードリーダーを快く思っておらず馴れ合いを完全に拒否。


「ただアホウの顔が見たかっただけ」と捨て台詞を残して音速で走り去っていったのである(汗)

















完全に面子丸つぶれのガードリーダーだったが、転んでもただ起きる男ではない。


去り際に彼女が落としていったバーのマッチをちゃっかり入手していたのである★



ガードリーダー 「ブルレーベル?なるほど、そこがあの女の子の行きつけの場所と見たぜ」

















黒いトランザムの女の子に少なからず興味をもったガードリーダーは追撃戦を開始。


ブルーレベルという名前のバーは主人公の住む街のハズレに存在していた。
















だがブルーレーベルは調べたところ、付近の基地に駐屯する米兵たちの溜まり場だという(汗)


世界最強といわれるアメリカ軍の溜まり場に丸腰で行くのはまさに自殺行為。


日本の領土とはいえ、よそ者のガードリーダーが店に入れば集中砲火で戦死する可能性も十分ある。


そのうえ高校生である主人公がこんなところに入るのはどう見ても校則違反であろうw






以上のように、入店をあきらめる理由は山ほど作れるが・・・・。


ここであきらめれば同胞である福岡市民に指を指されて「この腰抜け!」と罵られるのは必定w


ここは勇気を振り絞って店内に突入することにした。
















玉砕覚悟で米兵の溜まり場に突貫したガードリーダーを迎えたのは・・・例の黒い女の子だった。


しかしその態度を見れば分かるように、彼女はガードリーダーをあきらかに歓迎していなかった(汗)














 


完全なファイティングポーズで睨み付ける彼女に困惑するガードリーダー。


単身女で米兵の溜まり場に出入りするだけあって、眼光の鋭さはもはや魔王ゾーマと同等(汗)


並の男ならば睨み付けられただけで腰を抜かしてしまうだろう。













 


このままでは中距離からベノムストライクをぶち込まれそうなので、とりあえず会話を開始。


会話こそ平和と相互理解への第一歩。


最初は何を言ってもまるで食い付いてくれなかったが、主人公が自分の夢を話すと彼女の様子が一変。















今時「空を飛ぶのが俺の夢なんだぜ!」とか言ったら、冗談と思って笑う女性がほとんどだろう。


しかしこの女性、西川真樹(にしかわ・まき)は主人公の目を見据え、真剣に耳を傾けていた。















 


主人公の夢が冗談ではなく本気だと知ると、これまでの高圧的な口調は一挙に消滅。


「あんたって変な奴だね」と言いつつも、車好きである自分のことをようやく語りだしてくれたのである。


どうやら彼女もF1レーサーになるという壮大な夢があるらしい。
















これまでガードリーダーが見てきた「はねっ返り娘」たちは単に世間に甘え、反抗しているだけだった。


しかしこの西川真樹は自分と同じレベルの人間以外に心を許さない、「誇り高き女性」のようだ。


彼女の心を掴むのは困難を極めるだろうが・・・


久しぶりに攻略しがいのある女性キャラに逢えたのは幸運だ。




















ガードリーダーの西川真樹・攻略戦は今ここに始まる。








PartAへ


TOPへ戻る