大戦日: 2006/11/4

第21次コサックス大戦

血で染まるMixi







 ガードリーダー VS  QUWE





対KK戦に続き、対スロウ戦にも完勝したガードリーダー軍は、まさに今、絶頂期にあった。

KK、スロウ、数正、そしてとつお。

ガードリーダー軍の進撃を阻むものはことごとく駆逐されていた。

ガードリーダーの傲慢ぶりはますます増長し、友人ですら眉をひそめていた。

その実情は、
「ロングソード連合でなければ人ではない」という言葉すらまかりとおる有り様だった…。

そんな不穏な空気の中、新たなる宿命が始まる。










はじまりはこの一通の挑戦状


ガードリーダー 「ぬう、あらたる挑戦者はMixiからきたというのか…」







Mixiとは??






株式会社ミクシィの運営する、会員500万人以上を誇る国内最大のSNS。

2004年3月に開始され、会員数は2006年3月に300万人、同7月に500万人を突破した。

数十万のコミュニティ、1日2億ページビュー以上のアクセスがある。

参加者からの招待がないと参加できないサービスで、加入自体は無料。

親しい友人・知人を登録する「マイミクシィ」(
マイミク)と呼ばれる機能があり、

ここに登録するとお互いのプロフィール画面に相手がマイミクであることが表示されるほか、

相手を紹介する文章を相手のページに掲載することができ、

相手の日記の新着書き込みなどが自分のページに表示されるようになる。









そんなMIXIからの未知の挑戦状にガードリーダーは勇猛果敢に受けて答える。


ガードリーダー「おもしろいじゃないかえ。さっそく今度の連休、都合をつけて誘ってみるべし…」







一方のQUWE氏も士気旺盛


ガードリーダーに果敢に挑戦したQUWE氏は、誇り高き石川県出身の大学生(?)らしい。

ガードリーダーに向かって、「倒します!」と豪語したのは副官くどりん以来であるw




  

ガードリーダー 「Go!」

QUWE 「GOGO」



戦いは2006年11月4日、正午に始まった。

ガードリーダーは必勝のポーランド軍で登場。全力を持ってQUWE軍討伐に乗り出す。









資源を制する者はコサックスを制す。

ロングソード連合副官くどりんはこの言葉を残し、2006年10月ー九州を飛び出し関西の露と消えた。




資源を製するものこそが戦いの勝利者になる。

ガードリーダー軍は得意の展開の速さでMAP各地の資源地帯を制圧。

対KK戦、スロウ戦で戦果を上げた対国力戦がはじまる。

磐石たる好スタートにガードリーダーも、「いける!いけるぞ!」と自信マンマン。








QUWE 「覚悟!」


ガードリーダー軍に押しかかるQUWE軍槍兵小隊。さあ、戦いである。






 

その守りこそ、ロングソード連合の華



先手を取れたガードリーダー。優勢な敵兵力に対して戦力を分散していたため、正面兵力は劣勢である。

隊列を組んだ強力なQUWE軍兵力をどう防ぐのか??


ガードリーダー 「いや、ふせがない。ヤツラを引き寄せてやる」


ガードリーダーは相対する敵軍に向かっていくことなく防衛部隊を退き上げさせる。

そして巧みに敵勢を本土に引き寄せ、自軍に圧倒的な優位な形で迎撃したのだ。





 

ガードリーダーは続けて外交館を設立。戦力を増強し、各資源地帯を防衛。

MAP左下にあると思われるQUWE軍よりもはるかに多数の鉱山を占有していた。








ガードリーダー 「お、おおいっ!?」


ゲーム開始序盤であるにもかかわらずQUWE軍の侵攻第二波は想像を越えるものであった。

多数の傭兵を引き連れ、数で攻めるその猛攻振りはガードリーダーの予想を遥かに越えていた。






 

ガードリーダー軍は阻止行動へ


さすがにあれだけの敵勢を引き寄せるのは自殺行為であると踏んだガードリーダーは迎撃に出陣。

数の上ではかなり不利だが、こうなれば正面から止めるしかない。

ガードリーダーの常勝を支えた「ポーランド黒の戦隊」も編成途中ながら戦いに動員。


ガードリーダー軍にとって「早過ぎた消耗戦」が始まる。








ガードリーダー 「ウオオーー!!」

QUWE 「うわああぁぁぁっ!!」


竜騎兵の銃撃からはじまり、お互いの槍隊は敵勢にまっしぐらに突撃する。

あくまでガードリーダー本土を狙うQUWE軍の猛攻を阻止することができるのであろうか!??








ガードリーダー 「そ、そんなっ!!!」


数分に及ぶ激闘の末、QUWE軍はその強力な攻撃力でガードリーダー軍中央を突破。

ガードリーダー軍もポーランド兵がよく踏ん張るが、ついに支えきれず。










QUWE 「おとせん」


中央を突破したQUWE軍はガードリーダー軍本土へ突入を開始した。

しかしガードリーダー軍本土防衛隊も瓦解した戦線をよく支え、QUWE軍本土侵攻を阻止。

だがガードリーダー軍は資源地帯を確保しながらも、完全に劣勢になり始めていたのだ。







 

QUWE軍各地で猛攻


本土侵攻を撃退したガードリーダー軍だったが、今度は各地の資源地帯が攻撃される始末。

あらゆる方向から入れ替わり立ち代り攻め立てられては、さすがにどうすることもできない…。




  

ガードリーダー 「くそ、やる!」

QUWE 「こんなにつくっていたのかw」


各地の鉱山守備隊は壊滅し、QUWE軍はつぎつぎと資源地帯を制圧していく。










QUWE 「おおいなー」


ガードリーダーが序盤に制圧した鉱山地帯はことごとく奪取された…。


ガードリーダー 「この戦い、いよいよ雲行きが妖しくなってきたな。」







QUWE軍、本土侵攻を再開す


資源地帯を制圧したQUWE軍はついに戦争終結に動き出し、ガードリーダー討伐に出陣。

使用国はザクセンでありながら、その兵員育成能力はガードリーダー軍を遥かに凌駕していた。


ガードリーダー 「コイツは…KK軍以上の強敵だ。しかし逃げるわけには…」










いそげ、本土を守るんだぁ!


ガードリーダーは残った防衛隊と敗走してきた兵力を再編成し、本土防衛に動き出す。

正面兵力ではおそらく3倍近いだろうQUWE軍。果たしてどこまで持ちこたえられるか…。






 

ガードリーダー 「き、きたかぁーー!!」

QUWE 「いっけえーー!!」


ゲーム開始からさほどの時間は経っていない。しかしどう考えてもここが最後の決戦場であった。


コサックス…それは戦いの歴史。

その戦いの狭間では人は全て平等となる。

そして最後には「勝ちたい」と思ったほうが生き残る…。

常勝のおごりからガードリーダーにはそのハングリー精神がなかった。









ガードリーダー本土防衛隊も圧倒的多数のQUWE軍を相手に獅子奮迅。

しかし次から次へと押し寄せるQUWE軍の前についに自慢のポーランド黒の戦隊も壊滅。

戦火はガードリーダー本土へ…。







 



QUWE 「ふぁいやー!」


画像を見てわかるとおりガードリーダー本土は砲台すらひとつも完成していない張子の虎だった。

それだけQUWE軍の行動が早かったことが伺える。


ガードリーダーは住民まで借り出して市街戦を展開するも屈強なQUWE軍を止めれない。








ガードリーダー軍一般兵 「だ、だめだ!敵が多すぎる!」


市街戦で奮闘するも戦力差は埋められず次々と倒れるガードリーダー軍ポーランド兵。



  

ガードリーダー 「ひ、ひけーい!!」

QUWE 「逃がすなー!」


次々と戦死する兵士たち、そして相次ぐ訃報にガードリーダー軍はついに撤退を開始。

ガードリーダーが総員撤退を命じるのは長きコサックス大戦の歴史の中でもこれがはじめてだった。







ひー

ガードリーダー軍はまさに支離滅裂。総崩れであった。











QUWE軍、ガードリーダー本土を占領!


犠牲は決して少なくなかったもののQUWE軍は遂にガードリーダー本土を占領した。

敗北が決定的と悟ったガードリーダー軍は首都決戦をあきらめ北へと逃走した。






QUWE 「どれもいない…」



QUWE 「どこだあー!?」

首都に住民や残存兵がいないことを不思議がるQUWE氏。






一方、ガードリーダー残党はMAP最北端に逃れていた…。







ガードリーダー、北へ


戦いは決着していた。ガードリーダーの食料、武器弾薬、すべてが尽きようとしていた。

しかし最後まで己の信念を貫き通すことこそ、士道である。

降伏などもってのほかである。


ガードリーダー 「ここで降伏してしまっては…死んだものへ顔向けができん」







ガードリーダー 「全機突撃用意。誇りを見せてやる!」

QUWE 「そっちかー!」














まさに気分はUSNコマンダーである

(フロントミッション1Stより)











ガードリーダー 「うおおおお!」


ガードリーダー軍は数十倍のQUWE軍に対し、最後の突撃を敢行。





ラストサムライの如き鬼気迫る突進はQUWE軍弓兵部隊を撃破。最後の意地を見せた。






そして戦いは終わった


戦いはQUWE軍の圧勝に終わった。


資源を制しながらも
プレーヤーとしての差がすべてが崩壊させた。

ガードリーダーの必勝ポーランドは必死に闘いながらもQUWE軍には歯が立たなかったのだ。





しかしこれですべてが終わったのか?

否。

これは終わりではなく
始まりなのである。

Mixiのコサックス強者たちとの戦いはこれからもつづくであろう。

果たしてガードリーダー軍はどこまで闘えることができるのだろうか。

次回もまた
手強い敵が待っているだろう。


たとえ正義が相手でも闘うーその道はあまりも険しく遠い…。




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