第18次コサックス大戦

2006/7/30 両軍激突セリ







                 


ロングソード VS ゲーオー



KK軍の戦いは一進一退の攻防の末、辛くもガードリーダー軍の優勢勝ちで幕を閉じた。

しかし戦乱はまだ治まってはいなかった。


ガードリーダーの弱体化を見た各地の有力軍閥たちはこの機を逃さず各地で挙兵。

「打倒ロングソード」の旗の下、ガードリーダー軍に果敢な挑戦を叩きつけたのだ。


当ロングソードHPの相互LINK先であるゲーオーの管理人スロウ氏もそのうちの一人だった。

こうしてガードリーダーはKKに続きスロウ氏の侵攻も迎撃しなければならなかった…。


七つの海を股にかけたロングソード連合は今、大きな岐路にたとうとしている。







 ガードリーダー艦長!ここにいらっしゃいましたか」



 「おお、
リジュか。お前もこっちに来て飲むがいい」



 「は?…りじゅ…?」



 「いや、なんでもない。忘れてくれ。で、状況は?」



 「は!今回攻めてくるのは新勢力の
スロウ軍に間違いありません」



 「ゲーオーめ、やはり動いたか。
参謀長とつお、君の意見は?」



 「うーんそうだな・・・。てゆーか、スロウって
外人??



 「
コ、コラ!スロウ氏はロングソード連合HPの大事な後援者だぞ!」



 「ありゃ?そうなの?」



 「全く君ってヤツは…。LS人気調査にも毎回回答してくださってるぞ」



 「それにしてもこのスロウ氏…、手元の情報ではまだ
年端もいかぬ少年だとか」



 「ふむう、学生か…」



 「へ!かまうことはねえ。俺を倒したときのように全力でやっちゃいな!」



 「…べつに全力じゃなくても倒せるんだけどね。…君の場合は」



 「
な、なんだとーっ!(怒)












 

いざ開戦。ガードリーダー軍は必勝のポーランドで新生・スロウ軍に挑む。

ポーランドの強さはなんといっても比較的優秀な歩兵の育成能力の速さである。

ガードリーダーにとってもはやアルジェリアよりポーランドのほうが魅力的な国家になろうとしていた。






 

打倒ロングソードの旗の下、スロウ軍は各地に索敵を繰り返しガードリーダーの本土を捕らえる。

この次点でまだガードリーダー軍は索敵用の歩兵をとばす余裕がなく守りを固めていた。



ガードリーダー 「なんだか最近、先に捕捉されっ放しだな…(汗」





 

敵の本土の位置を今ひとつ確認できなかったガードリーダーは短期決戦を断念。

無理な攻勢で兵を失うことを恐れたガードリーダーは資源地帯の確保に専念する。

歩兵育成能力の高さを生かして各地の資源地帯を占領する、国力戦に持ち込むつもりである。





 

ガードリーダーは続いて外交館も建造。さらに兵員数を増大させ大部隊編成に動き出す。

一方のスロウ軍も軍団を編成していたが、ガードリーダー軍に出足が一歩遅れていた。





 


スロウ 「ウオオオオオ!」


ガードリーダー軍の進撃を知ったスロウ軍は手持ちの傭兵部隊をガードリーダー軍に差し向ける。

竜騎兵、コサック兵などの騎馬兵中心の攻撃部隊であったが、まだ兵力不足だった。



ガードリーダー 「さっさと逃げればいいものを。この私と戦うつもりか(笑」






ガードリーダー 「な、なにぃ!」

スロウ軍先峰を破り、ガードリーダー軍が戦力の集中化を急いでいた最中、突如異変が。

なんとスロウ軍のコサック兵がガードリーダー軍の鉱山を襲撃し破壊したのである。



 「くそ、後方が手薄になっていたか。被害報告せよ」



 「ス、スロウ軍によって我が軍の鉱山ふたつが爆沈しました!」



 「…やってくれるじゃないか、スロウ軍。あくまでもこの私に勝つつもりとはな!」










スロウ軍の主力部隊登場


ドンドコ♪ドンドコ♪、と太鼓を打ち鳴らしながら登場してきたのはスロウ軍の主力部隊であった。

傭兵中心の部隊であったがスロウ軍にとっては貴重な攻撃部隊である。





 

スロウ 「ふえてるーー!!!」


対するガードリーダーも傭兵部隊をスロウ軍に差し向ける。その規模はスロウ軍の比ではない。

臆さずスロウ軍は突撃を敢行するも、数に数で攻めれば少ないほうが敗れるのは明白であった。






 

スロウ軍、支えきれず敗走


ガードリーダーの猛攻はとどまることを知らず、ついにスロウ軍防衛網は突破されてしまう。

スロウ軍は弓兵を主力においたが、ガードリーダー軍に対しては有効な攻撃手段とならなかった。

ガードリーダーは隊列を組むのを嫌がる傾向があり、攻撃を常に散兵で行っていたからである。

密度の無い敵部隊に対しては弓兵もその能力を発揮できないのだ。







 

敵主力部隊を殲滅したガードリーダーはスロウ軍の本土があると思われる場所をようやく把握。

温存していた槍兵を散開させ、あらゆる方向からスロウ軍に猛攻を仕掛けるのだ。




 「各部隊に通達。スロウ軍本土を撃滅せよ」



 「スロウ軍が本土にどんなワナを仕掛けているか不明ですが?」



 「いや、スロウ軍はすでに総崩れだよ。勢いは完全に我が軍にある」



 「わかりました。了解です、ガードリーダー艦長!」



 「…スロウ軍なら一気に潰せる。なにしろ、未成年者だからな」


















まったく根拠の無い自信を深めるガードリーダー艦長w














 

ガードリーダー 「HAHAHAHA!」

スロウ 「き、きた・・・」


ガードリーダー軍の最終攻勢開始。歩兵と銃兵を連携された攻撃チームは各戦線でスロウ軍を圧倒。

KK軍との戦いはガードリーダー軍をさらに精強な軍隊へと躍進させていたのだ。






 

スロウ軍の本土防衛部隊にとどめをさすべく続々と戦力をつぎ込むガードリーダー。

険しい山と進撃を阻む川。自然の要害で守られていたスロウ軍本土も流石にお手上げだった。







ロングソード・ブルジョア師団


ガードリーダーは、この戦いで指揮官だけで構成されるという自称・ブルジョア師団を結成。

スロウ軍防衛隊を相手にその戦闘能力の高さを証明し、ガードリーダーを喜ばせた。

彼らは戦場の貴重な「火消し役」として激戦地へと投入されることとなる。







 

スロウ軍、最後の防衛戦


ガードリーダー 「皆殺し!」   スロウ 「どわあああああーー!!」


首都防衛戦の佳境。長い坂の先にはスロウ軍の外交館があり、ここが陥落すれば体勢は決する。

だがスロウ軍の外交館は多数の銃兵によって守られ、低速なガードリーダー軍歩兵を銃撃。

スロウ軍の精鋭の勇猛さと不利な地形条件によってガードリーダー軍は思わぬ苦戦を強いられる。









 

ガードリーダー 「死、あるのみ!!」

スロウ 「ゲーオー…万歳…」


必死の反撃空しく外交館はついに陥落。全ての戦線は崩壊しスロウ軍は総崩れとなっていく。





 

スロウ軍首都に突入したガードリーダーは徹底的な破壊殺戮と敢行。

すでに主力部隊を外交館防衛戦などで喪失したスロウ軍は民兵で対抗するが…。









スロウ 「民よ…」


ガードリーダーの歩兵の前に次々とエジキになるスロウ軍の住民。







ガードリーダー 「降伏したまえ!」


最後の一人になるまで闘いつづけるスロウ軍の精神に感服したガードリーダーはついに降伏を勧告。

もう戦争は終わった。このいくさでこれ以上血を流してもそれは犬死である。

しかしこのガードリーダーの降伏勧告も徹底抗戦を唱えるスロウ軍の耳には届かなかった…。





 「だめです。連中、攻撃をやめません」



 「なんて連中だ。全滅するまで戦うつもりか」



 「しかしスロウ軍の生き残りも僅かです。もうじきカタがつくでしょう」



 「のこりは何人いる?」






 「は。あそこ↑に立て篭もっている連中が最後かと。」



 「よし、最後にもう一度降伏勧告しよう」








「降伏したまえ!」

















スロウ 「特攻だ」











 「し、信じられません。なんてやつだ…」



 「この・・・バカヤローッ!!!










ードリーダー軍、一斉放火













スロウ 「終わった・・・ぐふっ・・・」




 「終わってみればあんたのボロ勝ちか。流石だぜ、隊長。」



 「ふ・・・我らが誇り高き剣、ロングソード連合の名は伊達ではないんだよ」










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ちなみに今回登場したガードリーダー艦長はある戦争マンガから引用させていただきました。

「なにしろ日本製だからな」と日本の無線機を馬鹿にするエンタープライズの艦長さんでしたw

スロウさん、艦長の失礼な発言をどうかお許しください(笑)