第17次コサックス大戦

2006/7/8 開戦





1勝1敗で迎えたKK軍とガードリーダー軍。

三度目の決戦でついにその戦いの決着がつこうとしていた。

果たして勝利の女神が微笑むのは守りのガードリーダー軍か?それとも…





 ガードリーダー将軍、失礼いたしまする」



 「おう、
リジュか。お前もこっちに来て飲むがいい」



 「将軍、ちと酒の量が多いようでござるぞ」



 「KK軍がヒタヒタと迫っておると思うと…飲まずにおれんわい」



 「ふふふ、ご心配めされますな。勝算はござる」








前回、KK軍に大敗を喫したガードリーダー軍。しかし今回は油断は無かった。

大急ぎで建築物を建造。都市力の増大と攻撃チームの編成を急ぐ。

コサックスの戦いは、ただひとつ。「攻めるのみ」である。






 

先手を取ったのは今回もKK軍。銃を持った騎馬兵、竜騎兵を繰り出し先制攻撃をかける。

ガードリーダー軍を上回る生産能力はどうやらマグレではなく、KK軍の実力というわけだ。






 

ガードリーダー軍の奮戦


ユニットの質で勝るKK軍に対しガードリーダーはユニットの数で対抗。

外交館を製造し大量の軽歩兵で防衛戦を作るという得意の人海戦術を展開。

騎兵を使えないというガードリーダーだが、今回は傭兵のコサック騎兵を使用しKK軍を切り崩す。

前回の戦いで苦戦した複銃身カノン砲も取り付いてしまえば撃破は容易である。









KK軍先鋒部隊を見事撃破したガードリーダーは次々と大陸の資源地帯を占領。

KK軍本土がマップ右下にあると予想したガードリーダーは三方向より総攻撃を仕掛ける。

さしものKK軍も本土を三方向から攻撃されてはひとたまりも無いはずである。



この総攻撃はやや時期尚早であったが、ガードリーダーはあくまで短期決戦にこだわっていた。



ガードリーダー 「KKは曲者。早めに潰しておいたがいいからな…」




 

ガードリーダー 「げえっ!!カベじゃ!!あわわわ…KKの罠じゃ」


ガードリーダーの攻撃部隊は長い道のりを経てようやくKK軍の側面に回りこんだのだが…。

そこは断崖絶壁の天然の要害で道という道には柵と防護壁の二段構えが待ち受けていた。

KK軍の防備にも余念は無かったのだ。さすがは歴戦の猛者である…。




ガードリーダー 「初めてKKと闘ったときも壁が邪魔していた。そして今回もまた壁か…」


ガードリーダーの手の内は完全に読まれていたのだ。




ガードリーダーの総攻撃は完全に失敗かと思われた、その時。


歴史は…動いた…。













ガードリーダー 「あれ??…1番下、通れるじゃん…(汗)









   

ガードリーダー 「ふふふ…」

KK 「裏が空いていたとは…ナンマンダ…」



マップ最下方から侵入したガードリーダーは全く抵抗を受けることなくKK軍本土へ突入。

KK軍の一般市民はなにも知らずに農作業を続けていた(笑)。

ガードリーダー軍はKK軍の施設を徹底的に破壊もしくは略奪していく。

こうなると本土がガラ空きのKK軍はなす術もなかった。


ガードリーダーに土をつけた猛者・KK…。しかし彼もこれまでである。







 

窮鼠のKK軍、ガードリーダー本土へ総攻撃を敢行


決定的な敗戦を悟ったKKだったが、ガードリーダーの降伏勧告をかたくなに拒否。

生き残った主力部隊は本土奪還に動くと思いきや、なんとガードリーダー本土に突貫。

勝敗を度外視しした捨て身の特攻作戦である。



ガードリーダー 「特攻だと…。ンな、バカな。そんな作戦があるか!」





 

KK軍の突撃隊はガードリーダーの前哨基地を撃破し、ガードリーダー軍帝都へ。

すでに食料・弾薬に事欠くはずのKK軍だったが、その突撃は凄まじいものであった。

KKはただの策士ではなく、乱世の戦士。いや、乱世の姦雄である。









 

首都防衛戦


国力では絶対的に優勢でありながらも首都決戦に持ち込まれてしまうガードリーダー。

KK軍本土侵攻のため主力部隊の不在がガードリーダーの劣勢という事態を生んだ。

首都は銃弾と怒号が飛び交い、田畑は焼け建物は業火にまかれようとしていた。



この事態に対しガードリーダーは本土防衛用のカノン砲をフルに活用。

いっぽうでは、歩兵の不足は民兵で補うなどあらゆる手段をもって防衛を継続する。





 

補給の無いKK軍にとどめをさしたのはKK軍本土から引き返してきた主力部隊の到着である。

前後左右から挟まれるカタチとなったKK軍はついに力尽きた。









KK軍、壊滅


最後の力を使い果たしたKK軍はガードリーダー本土でほぼ全滅した。

ここにいたりガードリーダーは意気揚揚と降伏勧告を発した。

これでようやく終戦になる…。






 「はっはっは、思い知ったか!これでKKもオシマイじゃ」




 「将軍!喜んでばかりはいられませんぞ」




 「おう、リジュ。なにを慌てておる?」




 
我が軍の食料が…底を尽きましてございます








カタン









ガードリーダー :ウソだろ、オイ!(叫)







 「リジュ!これはいったいどういうことだ!」



 「すべての
製粉所が壊され、農民の大半が殺されてしまったためかと…」



 「ええい、たわけめ!大至急、
市場で金と食料を交換せい!!



 「そ、それが…」



 「今度はなんじゃ!?」



 「
市場も火をかけられ…物資の交換どころか補給さえままならぬ有り様…」



 「ならば生き残った農民を動員し
搾取可能な食料だけかき集めよ!








 「集めようにも
保管場所がござらん。公会堂はすべて破壊されもうした





 「なんと…。このまま二千人余が
餓死するしかないというのか…」










完全勝利目前、ガードリーダー軍の自滅は確実なものとなった。

そんな頃合は見計らったかのようにKK軍からメッセージが届く…。

今ここでKK軍残党が動き出せばガードリーダーに勝機は無い。













降伏しまーす。

全滅しても永遠に不滅ですw

最後に死に花、見事に咲かせてみせましょう!(笑)

いやーまさか背後が空いていたとはー♪www


By KK







 「ええっ…!!」












 「・・・・・・。」




 「なんとか…助かりましたな…」




 「…ふ、ふはは!KKめ、死におった!すべてワシの計算通りじゃっ!」




 「将軍…さかずきが逆でござるぞ」












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