第15次コサックス大戦






激突!!二大英雄



その対決は一通のメールから始まった。




タイトル:ちょうせんじょ♪

こんちゃ。訪問者のKKです 対戦しまっか?
いいネタになる(w
とりあえず、銀河系決戦を実現すべくメール打ってみました




ガードリーダー: ふむう、KKさんか…。なかなか威勢がいいお方のようだな。


未知の人物からの挑戦状に驚きつつも、その気骨に感心したガードリーダー。

対とつお戦も一応勝利したことだし、「いっちょやってみっか!」と挑戦に受けて立ったのだ。

誰の挑戦だろうとうけてたつ。

ロングソード連合のガードリーダーとは、「たとえ正義が相手でも戦う」男である。





 

序盤からフルスピードで資源確保


やはり初対戦それも未知の相手となるとガードリーダーの勝負師としての血が騒ぐ。


「資源を製するものはコサックスを制す」


これまでガードリーダーを苦しめつづけてきた副官くどりんの残した教訓である。








 

ガードリーダー軍、総力戦の構え


偵察情報の結果からKK軍は右下の位置にいると推測したガードリーダー。

歩兵育成所、大砲製造所、そして傭兵育成所(外交館)の位置を大幅に先行させた。

ポーランドでの物量戦で一気にKK軍を殲滅させる予定であった。



ガードリーダー: 動かなければ破滅する。コサックスとはそういうゲームよ…。





 

ガードリーダー: ちいっ!出遅れた!


先手を打ったのはKK軍。機動力と攻撃力に優れた竜騎兵(おそらく傭兵か)で攻撃開始。

散発的な攻撃のため撃退できたものの、まさかこの短期間で竜騎兵を出してくるとは…。

どうやら、とつお軍とはレベルが1ランク上のようだ。



ガードリーダー: KK軍の実力…あなどれぬわ。ならこちらもそろそろ行くぞ!






 


ガードリーダー: なっ!?



攻勢に出たガードリーダーの前に立ちはだかったのは・…なんと巨大な石の防壁陣!

石で出来た防壁の耐久性は木製のものとは比べ物にならないほど頑丈で、砲弾も耐えるほど。

これにはガードリーダーも絶句



石の壁は簡単に建造できるものではない。莫大な資材と時間がかかるものなのだ。

ガードリーダーの侵入経路を予測して早くから着工していた以外に考えられなかった。



ガードリーダー: まさか…オレの戦法を読まれてるのか?










ガードリーダー: ふ、ふざけやがって…ブチ壊せー!


大慌てで迫撃砲を撃ちまくるガードリーダー軍砲術師団だったが…弾が当たらない(涙)

原因は技術開発所における砲撃精度アップを怠ったためである。

これでは何十発砲撃したところでどうしようもない。

予想外の障害である。







  

MAP右上でKK軍の組織的攻撃始まる


そうこうしているとKK軍はさらに攻勢ペースを上げ徐々にガードリーダーの北部地域に圧迫。

長期戦は不利。なんとか防壁を突破し決着を急がなくては…。

もう時間は無い。






この戦い、ガードリーダーは首都を捕捉次第、一気に歩兵部隊で蹂躙するつもりであった。

そのため歩兵育成に偏重し大砲技術が後回しにされてしまったのであった。



ガードリーダー: とても今からカノン砲は量産できないし…ぬうう…




大砲を使わずに防壁を今すぐ突破する方法…。




そんな都合のいい戦法があるのであろうか。










ガードリーダー: いや、ある!火炎放射器だ!!














ガードリーダー軍射手、火矢を全力発射


ガードリーダー: これだ!傭兵の射手による対物攻撃。これならいける!


火炎放射器と名づけられたこの攻撃力は外見以上に強力で木製の柵など瞬時に塵となるほど。





第5次コサックス大戦より


もともとこの戦法は第5次コサックス大戦でくどりん軍が使用したものだった。

彼が「火炎放射器」と名づけたこの戦術でガードリーダーはとどめをさされた経緯があったのだ。




ガードリーダー: くどりん、感謝するぜ。さすがロングソード連合の副官よ!!











ガードリーダー 「皆殺しだ!」


火炎放射器によって穴のあいた防壁に、ガードリーダーの歩兵部隊が殺到する。

こうなると数で勝るガードリーダーが断然有利なのは明白である。




ガードリーダー :…勝った。







さらに攻勢を強めるべくガードリーダー軍は揚陸部隊を組織し、KK軍の中枢部へ斬り込んだ。

ポーランド兵の育成能力の高さがあればこそできる強攻策である。

KK軍は負けじと反撃を試みるが圧倒的多数のガードリーダー軍の前に戦死者が続出。






 

KK軍、最後の抵抗戦


KK軍の首都に残った最後の砦はガードリーダー軍の強力無比な猛攻を完全に阻止。

火炎放射部隊もKK軍の浴びせる銃弾により前進できず後退。





ガードリーダー 「しぶとい!」


KK軍残存部隊はその砦がまるで自軍の象徴だと言わんばかりに全滅覚悟で徹底抗戦。

だがすでに戦いの趨勢は明らかだった。

この戦争は防壁が破られた時点でもう決着がついていたのである。








戦闘力の潰えたKK軍残存部隊は降伏を潔しとせず最後まで突撃を敢行。

その中には兵士だけでなく民間人まで含まれていたという…。



ガードリーダー: 全員戦死か。最後までたいした連中だ。










完全勝利はガードリーダーへ




こうして戦いはガードリーダー軍圧勝という形で終わった。

KK軍は勇敢ながらもガードリーダーの物量戦の前には成す術もなかったのだ。

しかしこれが戦いの終わりでなく始まりに過ぎなかったことをガードリーダーは後に気づかされる。





ガードリーダー 「はっはっはー!誰も俺を止めることは出来ねえぞーう!!」




KK軍のしずかなる反撃が始まろうとしていた。









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