第13次コサックス大戦

2006/3/29 戦闘開始





ガードリーダー: こい!

とつお: 上等だ

前回の戦いで電撃的に勝利したガードリーダー軍だったがその陣容はまだ完全なものではなかった。

それに対し第11次コサックス大戦で大戦果を上げたとつお軍の勢いはまさに天を突かんとしていた。

とつおを図に乗らせないためにガードリーダーはとつお軍主力部隊の撃滅を目論む。



ガードリーダー: 関東の田舎侍にデカイツラさせてたまるかよ!






 

今度はMAPの両端からスタートした両軍。先手を取ったのはとつお(トルコ使用)だった。

ガードリーダーの領土に銃兵を散開させ例の如くゲリラ的な攻撃を加える。





 

ガードリーダー: 「灼熱のレベンディッカー」の力を思い知れ!!


ガードリーダーは必勝のポーランドで対抗。とつお軍侵攻部隊を完全に邀撃。

補給線の短い点を最大限に生かしとつお軍の盲目的な(失礼w)突撃を撃退した。


とつお: うっし…そろそろいくか


ガードリーダー: ヤツラめ、来るな…







とつお 「攻撃開始じゃ〜」


とつお軍は前前回の戦いで大戦果を上げた騎兵部隊を主力に遂に総攻撃を敢行。

ガードリーダーが「歩兵に強く騎兵に弱い」というのを忘れていなかった。






 

とつお 「なにィ、民兵だと?」


続々と騎馬部隊を投入するとつお軍に対しガードリーダーは何故か民兵で対抗。

予想外の用兵はとつおを動揺されるも戦果が乏しく民兵は次々と戦死を遂げる。








とつお 「なるほど…」


民兵を駆逐しガードリーダーの最前線を突破したとつお軍は即席の防護柵に阻まれる。

しかし弓攻撃可能な騎兵を持つとつお軍は火矢を持って防衛線を次々に突破していく。








民兵VS騎兵


この事態に対して尚ガードリーダーは主力の歩兵部隊を動かさず民兵を総動員して対抗。

だが精強なとつお軍騎兵部隊にかなうはずも無く瞬く間にガードリーダーは敗退する。





とつお 「なめやがって…」




各地で勝利したとつお軍は勢いに乗じ全速をもってガードリーダー軍中枢部に突入。

一気にガードリーダー本土を陥れる算段だったが、これはすべてガードリーダーの予定通りだった。





ガードリーダー: 奴らは総攻撃の勢いでもう本土しか見えなくなっている。頃合だな。



ガードリーダーの民兵動員は負けることによってとつお軍を深く侵入させるだったのだ。

猛然と突撃するとつお軍に対しガードリーダーは遂に反撃を開始。



ガードリーダー: 今だ! 新兵器を出せぃ!












じゃ〜ん♪


ガードリーダーが繰り出した新兵器とは大量の複銃身カノン砲部隊だった。

本来ガードリーダーはこの対人専用砲の短射程さが気に入らず生産しなかった。

だがマスケット銃だけでとつお軍の騎兵部隊を防ぐのはもはや不可能なため急遽生産。

大量に動員することで防衛用の近接火砲としての活路を見出したのだ。








とつお 「…?あれはなんだ?」


ガードリーダーと用兵は異なるとつおだったが彼も当然この兵器を使用する機会は無かった。

未知の部隊に対し用心すべきとつお軍だったが、とつおはかまわず得意の突撃を敢行。




ガードリーダー: 勝ったな。








 

とつお 「げげーーっっっ!!!!」


ガードリーダーの複銃身カノン砲は射程に入ったとつお軍に対し一斉に攻撃開始。

散弾の雨を受けたとつお軍は瞬く間に死骸の山を築く。


あまりにも一方的な展開かつ凄惨な光景にとつおはもはや言葉も無かったという…。


とつお軍はここで精鋭部隊250名のほぼすべてを失った。






 

その後は主力を失い意気消沈したとつお軍にガードリーダーを止めることは出来なかった。

圧倒的優勢なガードリーダー軍歩兵部隊は労することなくとつお軍首都を完全占領。

これまでとは違った戦争はガードリーダーに未曾有の大勝利を与えたのだった。




ガードリーダー:はっはっはっは、大勝利だ!!


とつお: くそぅ…まさかあれほどの威力の大砲があったとは…(涙)





騎兵戦術を完全に断たれたとつおはこの後しばらくガードリーダーに挑むことは無いだろう。

「短期決戦で無理矢理勝つ」か「長期戦で守りつつ滅びるw」しかなかった隊長ガードリーダー。

「守りつつ勝った」実績は大きな喜びを与えた。




ガードリーダー: まさに我が軍は無敵だな!







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このときのガードリーダーにとっては思いもよらぬ事であった。



今回大戦果を上げた複銃身カノン砲大量使用…。



それが後の第16次コサックス大戦でガードリーダー軍に向けられるということを。








滅亡はすぐそこまで迫っていた…。