2011年初頭、ロングソード連合隊長ガードリーダーは回天打通作戦を発動。


作戦の概要は育児・仕事をこなしつつ、13年前の美少女ゲーム「迷子の気持ち」をクリアすることだった。

















　


最終目標は中学当時から心を寄せていた木村理恵の攻略。


他のキャラクターと違い、簡単にエロシーンに突入しない理恵だったが主人公への好感度は抜群。


流れは確実にロングソード連合側にきていた。









　よおし、もう少しだ。もう一押しすれば木村理恵を攻略できるぞ。



　ガードリーダー隊長、お疲れ様です。



　おっ！群馬参謀ナカユウじゃないか。わざわざ激励に来てくれたのか。



　そうですね。半分は激励ですね。



　半分は激励？・・・いったいどういう意味かね？



　隊長肝いりの回天打通作戦ですが・・・ちょっと進行が遅すぎるのでは？



　なっ、なんだと！（汗）



　はっきり申し上げますが、今回はパート6まで無駄に続き過ぎです。



　な、なんたる暴言！いくら群馬参謀殿でも言葉が過ぎますよ！



　では聞こう、溝蠍。君は毎日どのくらいの人間がＨＰに来るか知っているのか？



　え、えーっと・・・

















　昔は週で10ＨＩＴだったのが、今じゃ一日で100ＨＩＴ以上だ。



　・・・・・・。



　な、ならば！群馬参謀殿は回天打通作戦を中止せよとでも言うんですか！



　そうは言ってない。ただ100人の閲覧者がしびれを切らしつつあると言いたいだけだ。



　・・・話はわかった。君の忠告に従い、作戦は可及的速やかに完結させよう。



　ありがとうございます。隊長の迅速なる行動に期待致します。



















第２５５弾





迷子の気持ち


Ｐａｒｔ�E

群馬参謀ナカユウの言うとおり、今回はたいした戦果も上げていないのにパート6に到達。


このまま作戦を長引かせてはＨＰ後援者の叱責を買う可能性もある。


ストーリー性皆無の「迷子の気持ち」に、これ以上時間を割いてはいられない。















　


繁華街で目的もなくブラつく主人公だが、ある日突如ゴロツキからヒロインの奪還を決意。


「なんでまたいきなり？」と声を大にして言いたいｗ


真相は不明だが、ゴロツキに乱暴されているヒロインを見ていられなかった・・・といったところか。
















　私は昔のＰＣゲームはよくわかりませんが、なんだかマズくないですか？



　と言いますと？



　私見ですがこれってヒロインルートに行っている気がします。



　しょうがないんですよ、奈々氏さん。このゲーム、選択肢とかがまだ一回も出てこんのです（汗）














　


選択肢あってこその恋愛ゲームだが、ゲーム終盤に突入しても出てくる様子は無いｗ


代わりに登場するのはお色気場面未公開キャラの、捨て鉢なエロシーンだけだった（汗）





　どいつもこいつもよく脱ぐわ。まるでエロＣＧのバーゲンセールだな。



　隊長、やっぱり木村理恵も同じように簡単に脱ぐのでしょうか？



　・・・・。


















否応なしにヒロインを保護したガードリーダーの前に再び登場する木村理恵。


どうやらヒロインとは同じ学校に通う親友同士らしい。


いつも主人公を優しく励ましたりしてくれる理恵だが・・・この日は少し様子が違った。





　今日はガードリーダー君にお願いがあるんだけど、聞いてくれないかな？



　お願い？？ま・・・まさか・・・




















理恵　「一緒に、写真撮って欲しいの」












　


ガードリーダー　「しゃ、写真って！？プ・・・プリクラってヤツか（汗）」



てっきり他のキャラ同様に「抱いて欲しい」とでも言うのかと思ったら・・・


まさか、まさかプリクラとはｗｗ




　わかった。それぐらいお安い御用だよ。で、どうすればいいのかな？



　こうやって場所を合わせて・・・はい、ポーズ！















カシャ！




















このガードリーダー、長いことロングソード隊長として生きてきたが・・・・


現実世界も含め、女の子と一緒にプリクラを撮るのはこれが生まれて初めてだ（苦笑）




　わ〜、ちゃんと撮れてる。



　この俺がプリクラとはな。・・・なんてこった、まいったぜ（汗）
















　　


その後も木村理恵と友好関係を続けるガードリーダー。


そしてプリクラ撮影から数日後・・・理恵はついにガードリーダーの自宅を訪問。





　理恵よ、今日はいったいどうしたんだ？



　急に押しかけてごめんなさい。どうしても言いたいことがあって・・・

















　理恵　「私ね、ガードリーダー君が好きなの！」






















初めて会ったときから主人公をずっとずっと好きだったと告白する木村理恵。


理恵の想いを拒む理由は無い。なぜならこちらも中学時代から同じ想いだったからだ。






我が回天打通作戦はここに至って最終段階に突入。





理恵は震える手で制服を脱ぎ始めた・・・。






















「・・・・13年間も、待たせやがって・・・・」





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