第243弾
ストライカーズ1999
さて2011年第一回目の「あのひとに聞いてみた」はアーケードゲーム、「ストライカーズ1999」です。
質問に答えて下さったのは長野県在住のHP後援者・・・リマさまです。
ロングソード連合隊長はファミコンの1942やセガサターンの1945ならプレイ済みですが、
さすがにゲーセンでこのシリーズをプレイするほどの腕前は無いので(というか下手ですw)、
家庭用機への移植が無くアーケード版のみという本作は全くプレイ経験無しです。
いったいどのような作品なのか、早速聞いてみることにしましょう♪
Q: このゲームはアーケードですがリマさまが熱中したのはいつごろのことでしょうか??
確か16歳ぐらいの頃ですね。ACでの稼働当時、リアルタイムでやってました。
夜バイトが終わった後にゲーセンに行って、常連さんにパターン教えてもらいながら・・・という感じです。
Q: 1945などはPSやSSにも移植されましたが、この「1999」の家庭機移植はないのでしょうか?
調べてみましたが、やっぱりないみたいですねぇ。
同時期に稼働していたギガウィング等がDCに移植されていたので、
これもDCに移植されるんじゃないか、みたいな憶測がありましたが、
当時STG自体が下火・・・というか末期を迎えていた事も関係して、結局出ず終いでした。
出るとしたらXboxやWii等で出るかもしれません。
というか出して下さい('A`)
我々は十年待っているんです!何故それがわからな(ry
Q: 選べる戦闘機は5種類ほどありますが、リマ様のお気に入りはどれでしたか?
高スピード、高攻撃力の機体をいつも使うので、始めはF−4(1945iのゼロ戦のサブと震電のボム)、
次にF22(1945iiのパンケーキに近い性能)を使っていたんですが、
X-36が使用可能になってからはそればかり使っていました。
・・・というか殆どのプレイヤーがX-36を使っていました。
ゲーメストのハイスコアでキャラ別集計を狙っていた人以外は皆使っていたんじゃないでしょうか。
稼げる機体が出ると好みよりも実用性を優先させるのは、スコアラーの悪い癖だと思います(笑
F-117とかハリアーとか、STGの自機では出そうにない機体があって好きなんですがね。。
F22もボムがクラスター爆弾で、「俺は!近代兵器が!好きなん!だっ!ヽ(゚∀)ノ」
・・・というアピールが出来て楽しいですし。クラスター爆弾の割には威力が残念ですが。
ていうかF22ってクラスター爆弾積めましたっけ?
Q: 苦戦したステージはどの編でしょうか?
6面の開幕は地味に厭らしいですね。
それと6面ボスの第二形態は、片割れを倒すまでが本当の勝負です(笑
それと彩京ゲーでは毎回の事ですが、前半4面のランダムステージですね。
過去のストライカーズ同様、ステージの並びが悪いとランダムステージを安定して
ノーボムで抜けるのが非常に難しくなりますので・・・・
仮にパターンを組むにしても、
1ステージにつき4種類考えないとダメですし(ボス戦でテクニカルボーナス取得を目指すと尚更)
あまりに並びが悪いと、「同じ百円払ってるのになんで今日は・・」という理不尽感がどうしても付きまといますので。
一番嫌なのは、
持ち越せるボムの数が安定しない
↓
後半ステージでボムを使えるタイミングも変わってくる
↓
後半ステージのパターンも安定しない
・・・・という事でしょうか。
4面になるとキツイ1945iのロシア面、1945iiのドイツ面的な存在として、
1999ではロシアが4面になるとかなりシンドイです。
あの面のザコ戦車は何せ固いもんで。。
バトルガレッガやライデンファイターズの様に、ステージエディットないし固定化が出来れば良かったんですがね・・・
え?ガレッガのステージエディットはあまり意味がない?
こまけぇこたぁいいんだよ!(゚∀゚)
Q: Wikiによると「最終ステージのボスは絶望的な弾幕を展開する」とありますが・・・。
リマさまは最終ステージまで到達されましたか?
確か2〜3週間位で行けました。
稼働当初はテクニカルボーナスを特に気にしないでやってたので、サクサクボスを倒して・・みたいな感じです。
ただそこから1周エンドまで行くにはさらにひと月近くかかりました(笑
最終面は、地味な中型機と中ボスしかいませんので、道中は初見殺しさえ覚えてしまえば割と楽ですね。
ただ、ラスボスは第二形態が確かに終わってました(笑
第一形態は画面右下に安地があるので幾らか凌げるんですが、第二形態はほぼガチでのプレイです。
おそらく大体の方はSTGでキツいボスというと「弾をたくさん撃ってくる」というイメージがあると思うんですが
コイツはエライ弾速の攻撃をしてきます(笑
あまりピンとこないかもしれませんが、例えるなら怒首領蜂のボスの2〜3.5倍位のスピードの弾を撃ってきます。
更にばら撒き全方位で高速弾を撃って来るので、対処し辛いことこの上ないですね。
実際は撃って来た時に少しずつ自機を動かして行けばいいんですが、全てはあの弾速に目が慣れてからの話です(笑
特に彩京のSTGは、画面全体にばら撒かれた弾を当たり判定の小さい自機でかいくぐるというタイプではなく、
ばら撒きはあらかじめ特定の場所に移動して対処し、
全力で自機を殺しに来る高速弾をアドリブでよける、みたいな感じですので。
まぁそうだとしても、初めて見た時は「どうすんだよコレ(笑」というのが正直な感想でした。
多分静止画だとピンとこないと思いますが、動画で見て貰うと、
正直ヤザン・ゲーブルとかブレイブ・コッドが本気出さないと避けられないレベルです。
Q: 実際ゲーセンでプレイして100円でどのくらいまでいけるものなのですか??
あんまりSTGやらない人であれば、初プレイで2〜3面、ボムをきちんと使えば4面でしょうか。
5面まで行ければ御の字だと思います。
私は現役でやっていた頃は、2周目(ノーコンティニューでクリアすると、難易度が高くなってまた一面から始まる)の
2面あたりでもう投げました(笑
あの辺まで行くともう楽しむっていうレベルではないかも知れません。
確か全国だと稼働二か月前後で2周ALLしていた人はいましたが、私の通っていたゲーセンでは
他の常連さんも2周目の4面あたりまで行ったところで諦めて、他のゲームを始めてました(笑
普段STGをプレイされない方達から見るとかなり無理ゲーに見えますが、
これは難易度調整がほぼ既存プレイヤーを対象に行われていた故の、完全な弊害ですね。
悪い意味でSTGに慣れるとアレが標準に見えてきます。
(実際、1周クリアだけなら常連シューターは2〜3週間、当時学生シューター
だった自分でもひと月半位でクリアしてました)
当然こんな状態が健全な筈もなく、悪循環が当時起きていました。
要は・・
難易度下げる
↓
既存プレイヤーすぐクリア
↓
インカム伸びない
じゃあ難易度上げる
↓
一般プレイヤーやったとしても投げる
↓
常連しかやらない
↓
でもお金落とす
↓
なんか違くね?('A`)
みたいな感じです。
特にこの頃は、一般プレイヤーのゲーセン離れ(当時はまだビートマニアもDDRも今ほど定着しきっていない頃でした)が
明らかになってきていて、その原因としてSTGであれば、
難易度のインフレ(救済措置を備えたギガウィングの様なゲームもありますが)、
対戦格闘であれば既存プレイヤーの占有などなど・・・いろんな問題を抱えていた時期でした。
このゲームからは、その難易度のインフレの一端を垣間見ることが出来ます。
まぁだからと言って今のゲームの方がいいかと言えばまた微妙なところですが。
今でも当時を知る友達と、たまーにゲーセンに行ってストライカーズがあればやったりはするんですが、
今は昔程ゲームをやってないもので、もう1周目の7面がクリア出来ない有様です(笑
友達からは「お前、昔よくこんなゲーム2周目まで行けたな」
なんて言われますが、STGなんぞ上手くなっても今後の人生全く役に立ちませんので、
ゲームは用法、用量を守って楽しくプレイされる事をお勧めします(笑
・・・・と、まあ最後はマイナスな感じになってしまいましたが、
非常にシンプルでSTGとしての面白さは確かに備えているゲームですので、
万が一、運良く近くのゲーセンで見つけたら、プレイされるのをお勧めしますヽ(゚∀゚)ノ
以上で質問を終了いたします。
リマさま、前回に続き熱い感想文を頂き、ありがとうございます★
しかしまさかX-36がロボットモードにトランスフォームするとはw
1945のボスたちにも負けない驚愕の可変兵器ですね。
弾幕シューティングは苦手ですが、こういうデザインのロボットは三度のメシより好きです★
リマさま、今年も硬派なシューティングから魂のロボゲーまで、聞き取り調査にご協力お願い致します。
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