第193弾
太閤立志伝X
アイマスファンでありながらロングソードでも屈指の歴史好きである航空参謀Yoshimura。
今回彼には太閤立志伝Vなるゲームソフトを聞き取りしてみた★
Q: まずはじめに。このゲームを買った時期・場所・値段などを教えてください。
2007年頃に某画像掲示板でその存在を知ってパソコン版のベストを買いました。
発売されたのは2004年です。
PS2版の方が登場キャラや特技などが増えていますが、パソコン版は好き勝手改造できるし、
イベントも自分で作れるのでこちらを買いました。
Q: ガードリーダーはこのシリーズを全く未プレイなのですが・・・「信長の野望」の相違点はどんなところでしょうか?
最大の特徴は個人プレイだということです。
800人以上の登場人物が主命をこなして(職業によって異なる)出世してそれぞれの立場で天下一を目指します。
武士は大名として天下統一あるいは家臣としてそれを支える。
商人は国内外で交易を行い全国の商業圏を掌握する。
忍者・海賊は全国の忍の里・海域を掌握する。彼らは大名の傘下となると強力な増援として合戦に参加します。
茶人は茶会・陶芸で、医者は診療で、剣豪などの武芸家は試合を経て新流派を起こす、
鍛冶屋は刀剣類や鉄砲を作るなどして天下一を目指します。
またこれらは副業なので武士や商人などの掛け持ちもできます。
Q:なかなか難しそうなゲームですが、ゲーム中で苦労する部分はどんなところでしょうか?
結論から言って、難易度はそんなに高くないです。ただシステムが結構面倒くさいです。
・特技・称号・キャラクターと親密になると得られる札を獲得するのは結構大変です。
キャラクター札は得られるとゲームでプレイ可能になるわけですが朝倉宗滴・太原雪斎・長野業正・長宗我部国親らは
寿命ですぐに死んでしまうのでかなり大変です。
・剣豪プレイで他の剣豪と試合するのですが、「剣聖」上泉信綱・塚原卜伝は最強キャラで一太刀でも受けると死んでしまいます。
特に必殺技で直線上や三方向にビームを撃ってくるのでかなり厄介です。
柳生石舟斎や宮本武蔵のような名うての剣豪ですら即死です。
・大名や商人など組織のトップとなると内政や調略・軍備は部下任せになりがちで結構暇を持て余します。
暇解消として茶人や刀鍛冶を副業でやるわけです。
・合戦が平面的で単調すぎる。野戦は様々な特技を駆使できるからまだいいものの、
攻城戦はただ門の耐久力を下げ、武将を攻撃するだけなので全くもって面白くありません。
個人的に太閤X最大の欠点だと思います。
・家中に一人かならずライバルキャラがいること。
例えば木下藤吉郎だったら佐々成政、黒田如水なら石田三成、立花道雪なら臼杵鑑速、服部半蔵なら石川五右衛門など。
家に行けば「何しに来た。とっとと帰れ」と門前払いされ、殿に進言すれば「出しゃばるな」と罵倒され、
主命を受ければ「そちには重すぎる主命ですな」と嫌味を言われる。
しかし出世して城主になれば手のひらを返したかのように接近してくる。鬱陶しいことこの上ないです。
・大名の攻略方針が分国統一・地方統一など保守的だと地方止まりで行き詰まること。
大友・島津・毛利・長宗我部などは地方統一で満足して他の地方へは攻め込みません。
家臣や城主だと歯がゆいことこの上ないです。
解決するには大名の寿命をいじって早死させるか、独断専行で攻めこむか、
個人の改造ツールを使って攻略方針を変えるしかありません。
・一国の城全てを領有すると「荷溜」といって商品を買いだめを行ってしまい、城の治安が下がってしまい最悪一揆が起こります。
だから最低1つは城を家臣に分け与えなければなりません。打ち壊しができたらなぁ…
・忍者や海賊は大名の城を攻略できますが、大名は忍の里や海賊砦に攻めこむことはできません。
イベントで信長の伊賀攻めはおこりますが基本的には無理です。
彼らが敵に回って敗れるたびに思います。砦に攻めいって奴らを皆殺しにしたい、と。
・新武将を作って数値をいじれても特技が反映されないのは困りものです。
結局改造ツールを使ってしまいます。
・まあもっとも残念な点は続編が出る可能性がほぼゼロということです。 。・゜・(ノ∀`)・゜・。
Q:このゲームの魅力を教えてください。(おおざっぱな質問ですまんッスw)
・やはり最大の特徴は自由度が高いということです。主命をこなしている時以外は好き勝手し放題。
各地の座で特産を売買して収入を増やしたり、各地の名所を訪ね歩いたり、
キャラの家を訪ねて親睦を深めたりまたは特技を習得して強くなったり、茶会を開いたりと様々に楽しめます。
・パソコン版のみ公式サイトのイベントコンバーターで自由にイベント作成ができます。
史実に則ったものからギャグイベント、果ては18禁イベントまで自由自在です。
ファンサイトで公開されているものもありますのでそれをダウンロードすることもできます。
・その気になれば辻斬りなどで金品を奪うことができます。
特に小田原の街にいる足利義氏は名刀村雨を持っているので絶好なカモなのです。
ただし後々復讐しに来るので結構厄介です。やっぱり完全に息の根を止めないと。
それに悪名が高まれば士官を断られたり会いに行っても「あの辻斬りで有名な…早く出ていってくだされ」と煙たがられたりします。
・信長の野望シリーズで悉くスルーされている対馬の宗氏が出ているところ。
別にプレイするわけじゃありませんが何となく嬉しいです。
そもそも宗氏は対朝鮮交易において最重要人物なのになぜ無視されているのか分かりません。
・『信長の野望 嵐世記』・『蒼天録』をベースにしつつも独自進化している顔グラフィック。
特に出世すると顔が変わっていくのがいいです。
個人的おすすめは島津義久・立花宗茂、出世前の本多忠勝と伊達政宗です。
文句なしにカッコいい。
こんなにかっこいい立花宗茂をみたのは初めてです。福岡県民として嬉しいです。
・個人の能力がかなり細分化してあるところ。
人それぞれに特徴があるので適材適所に任務を任せられます。
それにしてもこの加藤清正登場したときの年齢が8歳。こんな老け顔なのに8歳。
同僚の福島正則もあんなにイカつい髭面なのに同年齢とか爆笑ものです。
もっとも笑えるのは胸まであるほどの老けた髭面でどうみても50代、なのに11,2歳の津軽為信でしょう。
画像がないのでお見せできないのが残念です。
・武士プレイもいいのですが、個人的には商人・副業で茶人プレイが好きです。
日本全国の町を投資して新しい特産品を開発したり、町同士を販路で結びつけて新しい交易品を開発したり、
交易手形を手に入れて琉球・明・朝鮮・ルソンまで交易にいったりと、一味違った戦国プレイが出来ます。
特に海外交易を制覇すると、今までに関わったキャラが総出で主人公を祝ってくれるイベントが発生します。
茶人プレイは茶器を作り続けたり茶会をこなしていくと、大茶会イベントが発生します。
今まで対立しあっていた様々な勢力が、一時的とはいえ蟠りを捨てて和やかに茶会を行っているさまはとてもいいものです。
太閤Xはイベントがたくさんありますが、これら2つのイベントが大好きです。
・女性キャラと結婚できることです。対象は宿屋の娘から女武者、出雲阿国から新武将まで。
夫婦関連のイベントが多いのもいい。
妻の手料理は親密だと体力が大幅に回復しますが、疎遠・倦怠期だと毒でも盛られてあるのか体力が下がります。
・正規の使用法とは異なりますが、個人の改造ツールを使えば顔や背景グラフィックを自由に変えられます。
楽しいお茶会も一転して怪しげな会合に早変わりです。どうみてもドラッグパーティです。
本当にありがとうございました。
昔京の町のグラフィックがアキハバラのオタ街に差し替えられていたのを見たことがあります。さすがにやりすぎですね。
Q:Yoshimura君がプレイの上で、特にこだわっているのはどんなところですか?
・1554年シナリオで剣豪将軍足利義輝様で室町幕府復興プレイ。
幕府そのものはどうでもいいけど、将軍様が好きなのでやります。
南近江の六角→北近江の浅井→美濃の斉藤の順で攻略して力を蓄えます。
そして最後は三好を滅ぼして歴史を変えます。当然将軍殺しの三好三人衆と松永久秀は斬首です。
・1560年シナリオで青森の津軽為信による謀反プレイ。
力を蓄えて史実どおりに南部家を謀反。最後は主君である南部晴政を処刑。「主殺し」の称号をゲット。
・1560年シナリオでルソン助左衛門プレイ。商人プレイだと彼が一番やりやすい。
・島津義久でプレイ。九州統一前は一重臣としてプレイ。
九州統一後は父島津貴久の寿命をゴニョゴニョして大名プレイ。
Q: ゲームとは関係なしで、Yoshimura君が好きな戦国武将を教えてください。
勇猛な武将…
島津義弘・立花道雪・立花宗茂・加藤清正・「剣豪将軍」足利義輝・島左近・鈴木重秀
可児才蔵・本多忠勝・山県昌景・佐竹義重
謀略家…
黒田如水・宇喜多直家・松永久秀・太原雪斎・真田昌幸・津軽為信
有名な親兄弟に隠れがちだけど、本当は有能な人物…
黒田長政・宇喜多秀家・長宗我部信親・織田信忠・豊臣秀長・真田信之
その他…
長宗我部元親・大谷吉継・石田三成・浅井長政・細川幽斎・細川忠興・前田利家
豊臣秀吉・丹羽長秀・今川義元など
Q: 逆に嫌いな戦国武将は?
徳川家康…強いけど人柄が嫌い
足利義昭…小賢しい
仙石秀久…長宗我部がらみで許さない
小早川秀秋…論外
織田信行…信長の弟。母親の寵愛を傘に謀反を起こす。顔グラの目付きが嫌いなので即斬首。
Q: ロングソード連合隊長を戦国武将にたとえるなら?
島左近。退かぬ媚びぬ省みぬ。
以上で、航空参謀への質問を終了します。
まさかこのガードリーダーを島左近と言ってくれるとは思いませんでした。(宇喜多秀家でも喜んだのにw)
私に過ぎたるものが二つあるとするなら、「ロングソードの城と航空参謀の吉村」と言った所でしょうかw
航空参謀殿、この企画に3度もご協力して頂きありがとうございます★
今後も数少ない地元・福岡県のHP後援者として支援をよろしくお願い申し上げます。
さてさていつのまにや「あのひとに聞いてみた」シリーズも今回で20回突破です。
2010年は忙しい毎日が続いておりますが、おかげさまでHP更新は今のところ順調です。
回答者の皆さんのご協力にはいつもいつも感謝いたしております。
今後も多くの方に回答をお願いすると思いますが、なにとぞご協力をお願い申し上げます★
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