第176弾
ドラえもんカート
ガードリーダーはスーファミ版のマリオカート、略してマリカーが好きだ。
ロングソード連合では最速の男だったがガードリーダー自身はタイムにはこだわっておらず、
あくまでもそのゲーム性と自由な走りを愛していたのである。
そんなマリオカートに非常に似ているソフトがGBにあるという。
マリオカートのファンであり、GBの愛好家であるガードリーダーはすぐに行動を開始した。
1998年に発売されたそのゲームの名前は「ドラえもんカート」。
国民的人気キャラクター、ドラえもん一門を主人公にしたレースゲームである。
ドラえもんの出したはこにわカートなるひみつ道具は未来の大人気商品。
この道具とスモールライトを併用して、自らカートに乗り込みドライブを楽しむという。
ガードリーダー 「ははは、まるでゴーカートだな。そーいやゴーカートとか乗ってねえなあ」
遠い目で昔を思い出しつつもガードリーダーの期待度はさらに増すばかり。
ジャイアンの人相の悪さは異常だが、キャラクター選択があるのはマリオカートそっくりであるw
高まる胸を押さえつつ、いざゲームスタート!
最高順位を目指してアイテムを駆使するそのゲーム性はマリオカートそのものだった。
まさにゲームボーイ版マリカーと言っても過言では無いだろう★
だがここでガードリーダーにとって思わぬ事態が発生。
それは「ドラえもんカート」のすさまじいまでの画面のチラつきだった(汗)
マイカーのみならず相手ドライバーなど全てを含め、ありとあらゆる物が高速で点滅w
たしかにファミコンなどにこの処理落ち現象は見られたが、今回はその比ではないw
常にチラつくゲーム画面は、まるで自分の視覚に異常が出たかのような錯覚を受けるほど(汗)
GBとはいえ、今までやったレースゲームで自車が点滅し続けるゲームは見たことが無い・・・。
つまり、レースがまともにできないこのゲームは、「マリカーの再来」どころか・・・
誰がどう見てもク●ゲーと言わざるを得ないある意味究極の作品だったのである(涙)
「やられた、やられたよ・・・」、ガードリーダーがこのゲームに受けた衝撃は大きい。
一瞬とはいえ「GBでマリカーができる」と思わせてくれた点は評価すべきである。
しかし実際問題として、マリカーに比べるとあまりにもかけ離れた完成度はどうしようもなかった。
白と黒が生み出したレースという名の【点滅地獄】。
失意のガードリーダーはこの後、しばらくGBに手を出さなくなったという(泣)
タケシ兄ちゃん: ヒロアキ、よう聞けよ。
よしんばこのゲームがク●ゲーやったにしてもよ、それを喜んでやるのがホンマのレトロゲーマー違うんか?
ガードリーダー: ううう・・・。
タケシ兄ちゃん: マリカーと比較ばかりしおって。それでロングソードの隊長といえるんか?
ガードリーダー: あ、兄貴ィ・・・。
タケシ兄ちゃん: 世ん中には色んなゲームがある。ちっとは、大人になれや・・・。
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