ウイングアームでアヴァロン軍と死闘を繰り広げたのは、もう遠い過去になりました。


我がプレイ日記もいよいよ170弾を突破したわけですが、今回紹介するゲームは・・・


神とロングソード連合幹部周辺のみが知る幻のゲームですw

















まともな人生を送っていれば絶対に出会うことのない、そのゲームの名は「大和の乱」


この「大和の乱」こそロングソード連合が総力を持って2000年に開発した空前絶後のRPGなのです。





















第171弾





大和の乱
























プレイ日記ではほとんど語ることはないが、実はガードリーダーはかなりRPGツクールが好きだったw


中学1年にスーファミ版RPGツクールにハマって以来、ゲームを造るのが一番の趣味に。


そして高校三年の冬、これまで培ったものの総決算として生まれたのが「大和の乱」だった。














 


RPGはクリアするのもの大変なジャンルだが、ゲームとして完成させるのはもっと大変であるw


中学、高校生のとき周りにRPGツクールを志した友は大勢いたがその多くが開発を途中で挫折。


ゲーム製作は楽しい作業である反面、非常に根気のいるものだった。















多くの友が挫折する中で、ガードリーダーは辛抱強く約1年にわたって「大和の乱」を製作。


継続こそ正義だ。コツコツ作業はガードリーダーの十八番。


作業は困難と疲労を極めたが2000年冬、ゲームは無事完成に至るのである。

















 


「大和の乱」のストーリー


ゲームの物語は、日本政府に謀反を起こした反乱軍を主人公・福岡が鎮圧していくというもの。


福岡は不敗の「殺人弓道」を使いこなす当代きっっての名アーチャーだ。


しかし反乱軍もツワモノぞろいで戦いは長期化の一途を辿ることとなる。


(・・・なおこの主人公・福岡のモデルはガードリーダーの高校時代の同級生、F岡くんであるw)















 


生身で戦う主人公たちに対し、敵はぞくぞくと強力な兵器を投入。


戦車に戦闘機、さらにはモビルスーツまでがパーティーに襲いかかってくるのだ。


対大型兵器戦では、従来どおりの戦い方をしていても勝利することはできない。


「戦車に火炎瓶を投げつける」、「スティンガーで航空機を撃ち落す」などの戦術が必要だ。
















「非常に不愉快だ!」を連発するゲーム序盤の上司、栗原理科夫(くりはら・りかお)。


このゲームをプレーした人の心をつかんだ(?)名脇役であるw


序盤でこそ主人公をよく統率する栗原だが、中盤以降でその本性が暴かれることとなる。


(この栗原もモデルは、中学時代ガードリーダーの理科の担任だった栗原先生という人物だw)













 


製作期間は1年以上費やしたものの、「行き当たりばったりで作った感」はぬぐいきれず。


特にアイテムのネーミングは、さすがガードリーダーと言わざるを得ないほどひどい(汗)


しかしこれだけ多数のアイテムや敵が登場しながらもゲームバランスはかなり評判がよかったw


膨大な時間をかけてひとつの作品に打ち込めば、それなりにうまく形になるものである。


通常のRPGでは貧弱な「ロングソード」も、このゲームでは後半戦で入手できる優秀な武器だ。











 


絶妙な難易度で知られる「大和の乱」だが、中盤のボス航空戦艦・日向はプレーヤーを苦しめた。


艦砲射撃に加え対空機関砲を乱射し、航空機まで発進させてくるこのボスはゲーム最大の難関。


一部で「ラスボス以上だった」と言われた日向に勝つのは、開発者のガードリーダーでも大変だw


その伝説的な強さから、プレーした最高幹部とつおはLS人気調査でも日向を上げているw















 


こうして完成した「大和の乱」は、ロングソード連合の顔として福岡市近辺でごくわずかに流通した。


所詮、高校生時代のガードリーダーが作ったパクリだらけのRPGだが、


HPがない時代、この作品だけが唯一ロングソード連合の宣伝材料だったのは間違いない。


















ゲームディスクの総生産数は20〜30枚といわれているが派生型を含め正確な数は確認されてはいない。


また副官くどりんやとつお、ホーミング梶原ら最高幹部によって多くの一般人にも手渡されたという。


まあ2010年となった今において、残存してるゲームDiskはもうないだろうw












 


ゲームを完成させたガードリーダーは、2001年に攻略本と呼ぶべき「大和の乱・攻略書」まで発行。


誤字脱字だらけとはいえ、登場キャクター図鑑やストーリーモード解説を盛り込んだ豪華な内容だった。


ゲームディスクは大量に生産されたが、こちらの生産数はわずか3冊にとどまった。



このうち2冊はゲーム開発に貢献した最高幹部とつおと、当時の腹心カシワギに与えられ、


そしてガードリーダーの手元に残った最後の1冊は、2009年冬に群馬参謀ナカユウへ輸送されている。



















 


こうして「大和の乱」はごく僅かなロングソード連合関係者に広まり、そして消えていった。


昔はロングソード連合HPでも大々的に攻略情報を掲載していたが、今となっては影・形も無し。


やはり「大和の乱」は消えゆくべきして消えていったのかもしれない。




しかしこのゲームを初期版からやり尽くした最高幹部とつおと、ガードリーダーからわざわざ郵送で


ゲームを取り寄せた群馬参謀ナカユウの二人は、未だに「大和の乱」を愛し続けているという。



どこまでも軍事色全開のRPGだったが、開発者としてはこの上ない喜びである。



ただし鮫島幸雄は、こともあろうかこの大和の乱をLS人気調査・クソゲーベストBに上げようとしたw














 


ゲーム難易度は高くないものの、ボス戦が多いうえなんと裏面まである「大和の乱」。


鮫島幸雄には「とてつもなく無駄な作品」と酷評された哀しいRPGだが・・・


皆様の隣人が持っていたり、または道端で拾ったりしたら是非一度プレイしてほしいw







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