このプレイ日記は2006年6月に「GAMEの間」で公開されものです。
第166弾
SDガンダム Winner's History
ユニットを増産しコロニーを占領、そしてアクションバトルで敵を撃滅する…
「ゲームギア版SDガンダムX」と言うべき作品が本作SDガンダム・ウィナーズヒストリーです。
選べる国(?)は連邦、ティターンズ、ジオン、ネオジオン、クロスボーンザンスカール連合軍。
これはスーファミのSDガンダムXとほぼ同じであります。
MAPはシンプルで遊びやすいものが多いので、手っ取り早く楽しむことが出来ます・・・・が・・・・
ただ悲しいかな…そこはゲームギア。
MSバトルはSDガンダムGCENTURYほどではないにしろ、かなり不出来です。
というのも、MSの動きがすっごくぎこちなくて(つまりヘボイ!)、白熱する戦闘を演じることが不可能。
やってみた方は分かると思うのですが、惰性で動くことが無くカクカクした動きは操作もしずらいです(汗)
史上最大級のガンダムであるGP03-デンドロビウムもゲームギア版では他のMSとまったく同サイズw
超大型ビームキャノンもまるで無かったかのような短砲身に差し替えられていました(汗)
かわいいといえばかわいいかも知れないが・・・ファンとしては非常に残念な出来栄えです。
そして対艦バトルはめっちゃくちゃ大変・・・・つーか戦闘艦がどれもこれもアホみたいに強いですw
最弱の戦艦一隻落とすのに強力なMSを4機も5機も動員しないといけません…。
逆にいえば強い戦艦さえあれば無敵という、MS時代にもかかわらず「大艦巨砲主義」の再来です(汗)
SDガンダムXではあれだけ強かったデナン・ゾン、デナン・ゲーも本作ではザクと同レベル…。
ドムにさえ勝てないデナン・ゾンの姿はあまりにも哀れです(涙)
名作SDガンダムXを踏襲しつつ完成した本作ですが、正直言って面白くありません(汗)
1対1のバトル形式にこだわるならば、他にもゲームシステムの選択肢はあったような気がして残念です。
ゲームギア版SDガンダムXこと、Winner's History。
「うまくやればもっと遊べるゲームになったろうに」と思える不運の作品です。
TOPへ戻る