第157弾
ファミスタ’94
PartA
VS
「武勇だけならロングソードbP」と言われるとつおと戦うことになったガードリーダー。
ガードリーダーは大急ぎで出撃メンバーを選抜してうまかドームに出陣。
前回の敗戦から立ち直る暇もないもないまま、新たな戦いに身を投じたのである。
天王寺舞や地獄の番犬氏、さらに新戦士の溝蠍がいれば互角以上に戦える・・・
ガードリーダーの思惑は、初回からいきなり崩壊した。
勇猛な敵兵と、とつおの予想外に上手いバッティングによって三失点を浴びたのである。
ボンバーマンバトルでも粘り強い戦いぶりを見せた数正だが、今日は完全にカラ回り。
2回には「フロントミッション1st」で愛のために戦ったロイド・クライブに4点目を献上。
序盤にしてガードリーダーは確実に追い詰められていた。
チームの悪い流れを打破したい群馬参謀は不調ながらも執念の一発で単身反撃。
ナカユウの前にランナーを貯めれなかったのが残念だが、特大のHRは実に景気がいい。
ガードリーダー 「前回の試合では打率2割程度だったが・・・やはりこの人は頼りになるぜ」
とつお 「確かに強い。フッ、だがナカユウ一人で何ができるというのかね」
これで流れは変わったと思われたが・・・5回、怪人イカデビルの一撃を浴びて数正はノックダウン。
とつおの徹底した選球のため、スタミナを使い果たしての降板だった。
5−1。これ以上点差を開かれては勝ち目はない。
ガードリーダーは自身と同じゲームスタンスをもつリマに救援を命じ、敵攻勢の沈黙化を図る。
6回、とつおチームが代打による増援もってロングソード連合に総攻撃を開始。
だがロングソード連合が誇る「北の守護神」は伊達ではない。
強烈無比な攻撃にもリマは動じず、この最大のピンチを無失点で切り抜けたのだ。
逆にロングソード連合はその回裏、カウンター攻撃を展開。
栃木県在住のHP後援者・溝蠍のスリーベースヒットによって1点を返すことに成功★
ピギーマンとホラー映画を愛する若き新戦士の華々しい活躍だ。
とつお 「リマに溝蠍。我がロングソード連合にも優秀な人間が増えてきたなあ」
ガードリーダー 「フン。感心するのはこれからだ。最後の逆転劇を見せてやる!」
戦いは一進一退のまま怒涛の9回へと突入。
9回のとつおチームの攻撃は苛烈を極めた。
5回以降、無失点でチームを守り続けたいた守護神リマがついに捕まってしまう。
リマは本日絶好調のロイド・クライブとの真っ向勝負に敗れ・・・
続く強打者・太史慈にスリーランを浴びるなど、この回だけでなんと4失点。
試合終盤にして9−2。・・・・残念ながらこの勝負もこれまで。
ロングソード連合の敗戦は誰見ても決定的だった。
ガードリーダー 「まだだ!まだ終わってない!この俺がここにいる限りはな!」
とつお 「相変わらずの根性には頭が下がるぜ。だがもうオシマイさ」
9回裏、ロングソード連合最後の攻撃。
チームに悲壮感漂う中、ガードリーダーは意地のスリーベースヒットを叩き出す。
たとえ勝敗が明らかでも、魂が滅ぶまで戦う。
隊長の姿はまさにロングソード連合兵士の生き様そのものである。
とつお 「負け戦ではどこまでもしぶとい人だな。しょうがねえ、ヤツを使うか」
とつおは9回まで2失点と好投した真宮寺さくらに代え、リリーフに佐野を起用。
小柄な投手だがその実力は、伝説の野球アニメ「キャプテン」で証明済みだ。
ガードリーダー 「は、速い!!」
流れるようなアンダースローから放たれる快速球はMAX159キロ!!
9回の最後の最後でこんなバケモノにあたっては、対処しようがない(泣)
佐野は豪傑・後藤又兵衛と宇宙怪獣エレキングを力でねじ伏せ、試合終了。
すべてはここまで。・・・・結果はロングソード連合の一方的な大敗だった。
投手陣は2回以降、奮戦したもののチームが単発の7安打ではなす術なし。
それに対してとつおチームはつなぐ野球が我々よりも徹底していた。
特攻精神と熱狂的犠牲攻撃で戦う時代錯誤の指揮官は、ガードリーダーの方だった。
翌日の紙面では「ロングソード連合敗れる」の見出しでとつおの勝利を掲載。
ガードリーダーの活躍振りを世に知らしめるために存在するこのプレイ日記が、
逆にガードリーダーの無能振りを世間に広く知らしめる結果になってしまった・・・(涙)
戦いは兵家の常なれど、すべての責任はロングソード連合隊長ガードリーダーにあり。
無断かつ強行に徴兵したHP後援者の方々には本当に申し訳ない限りだ。
こうして前回のPチームに続き、痛恨ともいえるファミスタ2連敗で戦いは幕を閉じた。
今回の敗戦から立ち直るにはしばらく時間がかかるだろう・・・。
しかし戦いはこの一戦ではない。
いつかより強力なチームを作り上げてリベンジを果たしたいものである。
最後に「武勇だけの猪武者」と罵ったとつお君へ、ロングソード連合から一言。
ガードリーダー 「我々の、完敗です!!」