第148弾
きせかえ物語
1998年に福岡市南区のN中学校で結成された武装集団・ロングソード連合。
結成当時からロングソード連合には優秀な守りの男と豪快な攻めの男が存在していた。
すなわち隊長ガードリーダーと最高幹部とつおである。
「オッス。SaGa2のプレイ日記見たぜ。あそこで書くとは・・・さすがだぜ」
「そうか?最新のDS版じゃ無かったからキミは不満だと思っていたが」
「いやあれだけの長編を作ったからには認めざるを得まい。あんたの勝ちだ、隊長」
「・・・ありがとう!」
「で、今日のプレイ日記の題材は?」
「うむ。GBカラー専用ソフト・・・その名もきせかえ物語よ!」
ロングソード連合結成と同時期、今から10年以上前に発売された「きせかえ物語」。
そのゲームの内容はファッションに悩む14歳の女子をオシャレにしていくというもの。
「まいったぜ(汗)。たしかにセーラー服にこの髪型は田舎娘全開だわw」
「うむ。だが一番問題なのはこの女の子にやる気があるかどうかだな」
不安げに女の子を見守るガードリーダーたちだが、その心配は杞憂だった。
主人公の女の子は「オシャレになって皆を見返す」とやる気満々である★
「ロングソードの赤い稲妻」ガードリーダーも女の子の心意気に感じ、いざゲームスタート。
ファッションの指導をするのは性に合わないが正面突破あるのみ。
ロングソード連合は戦争ゲームと美少女ゲームだけではないところを見せてやるのだ。
「今のオレに美少女ゲームは必要ない。必要なのはただオシャレのみ!」
さっそくガードリーダーは女性が好きそうな服を手当たり次第に入手。
そして見るからに田舎オーラMAXの女の子に洋服を着せてみると・・・・
見事までに変身完了★
化粧と服装だけでこうまで変わる女性の変身っぷりには脱帽するのみであるww
GBソフトと侮っていたが・・・大人の雰囲気になった女の子は最初のころとは段違いに可愛いww
女の子の変身振りに冷静なガードリーダーも血をたぎらせるばかり。
10年以上前の携帯ゲームだがそのゲームシフテムは確かな魅力を持っていた。
女性の服は「レイテ海戦における小沢艦隊の艦載機」同様、数を増やさねば何の役に立たない。
その後は街を徘徊しながら洋服の製作に務めるガードリーダー。
女の子には似合わない服装も多いが、ただ軍需工場の如く緊急増産あるのみだ。
そしてプレイすること30分が経過・・・・・
黙々と「きせかえ物語」をプレイするガードリーダーが静かに口を開いた。
「・・・とつおよ、私の重大な決心を聞いてくれるか?」
「おう、なんだ?」
「すみやかにこのゲームを終了し、美少女ゲーム「リエゾン」に移行したい」
「ふ、ふざけんな!どっから急にそんな決心が出てきたんじゃコラ!(汗)」
「最初はオシャレへの気持ちも煮えたぎっていたんだが・・・やっぱりダメだろ」
「なにがだ!?」
「画像に劣るGBで女の子と戯れるのは人類の愚行だよ、グコー」
「ってゆーか単純に飽きただけなんだろ!!」
「飽きたとは人聞きの悪い。GBの限界を見抜いたと言ってほしい」
「目の前の現実を見てみろ。GBの女性キャラは所詮この程度よ」
「ま、待て!イケてないからこそオシャレにしていくのがこのゲームの目的だろ!?」
「フッ。オシャレにすれば私がGBの女の子に惚れるとでも思ったのか?」
「誰がどー考えたってこっちのネーチャン↑の方がイイに決まってんだろ」
「あ、あんたって人は・・・(汗)」
「GBが無くても世界は回るが美少女ゲーム無くして世界は成り立たんのだよ」
「み、見損なったぜ!さっきは美少女ゲームは必要ないとか言ってたくせに!」
「・・・・。」
ガードリーダー 「それも時と場合によりけりだーっ!!」
とつお 「うぐっ!!」
というわけで「きせかえ物語」は開発陣が意識したとおり断固たる女の子の用げーむで、
ガードリーダーのような兵隊崩れがやる作品ではありませんでした(汗)
適当なレビューに加え、見苦しい内輪もめまでお見せしたことを深くお詫び致しますw
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