第142弾





コンバットライブス














 

アーケードで登場し、後にスーパーファミコンに移植された「コンバットライブス」。


かつてロングソード連合では雑記や旧・GAMEレビューで紹介したこともある作品だ。


ガードリーダーがこのゲームに出会ったのは小学校3、4年の頃である。









 


当時の少年達には「ファイナル●ァイトのパクリ」の烙印を押されたコンバットライブス。


たしかにビジュアルシーンはよく出来ているが、ゲーム中の戦闘画面はチャチといわざるを得ない。


そのうえストーリーモードの難易度も高く、多くのプレーヤーがエンディングを見ずに壊滅。


今日、完全にク●ゲー扱いされてしまったコンバットライブスだが・・・・


ガードリーダーとそれを取り巻くごくわずかな人間は、それでもなおこのゲームを遊び続けた。















その理由はこのゲーム独特のVSモードにあった。



















なんとVSモードではボスからザコまで登場する全キャラが操作可能だったのである!













 


ストーリーモードでは完全なゴミ扱いだったザコキャラを使い、ボスキャラと戦う・・・・


当時ではありえないゲームシステムにガードリーダーたちが熱狂したのは言うまでもない。


そしてボスキャラたちはその強さを遺憾なく発揮し、プレーヤーを虜にしたのである。









 


少年時代よりガードリーダーたちの常識になっていたのは、


「VSモードの対戦場所は絶対にガケの上」だったw


このガケステージは決着が早く着くのも好評ながら、相手を叩き落す瞬間が実に面白かったw


他には「火に包まれた倉庫」と「縦移動できない下水道」などがあるが、ほとんど選んだことはない。













落ちる瞬間スローモーションになるのではなく、ただ無造作にガケから突き落とされる戦士達。


このシュールさは今なおコンバットライブスの他には味わうことは出来ぬある種の快感だw


















というわけで久しぶりにこの対戦プレイをやってみることにした★





















ときは2009年12月1日。


ここ福岡県でガードリーダーと対戦プレイをできる男は・・・・やはりヤツだけだった。



















 


すべてはノリと勢い。漢の戦いに理由は無用。


ガードリーダーvs鮫島幸雄のコンバットライブス50番勝負がスタート!!














 


対戦ステージはもちろん「ガケの上」のみである。


ルールは簡単。ひたすら戦って先に50勝したほうが真のコンバットライブスというわけだ。













 


倒すか倒されるか・・・いや、落とすか落とされるかの頂上決戦が開始!!


一瞬の油断が男たちをガケに誘う。このゲームにおいて相手にかける慈悲など一切皆無。


ガードリーダー、そして鮫島幸雄の両指揮官は次々と兵士を戦場へ投入。


ある者は攻撃されて突き落とされ、ある者は操作ミスで自ら身を投げていく。









 


中学生の頃から何度も矛を合わせたガードリーダーと鮫島幸雄。


恐らく両名ともコンバットライブスの実力は福岡県福岡市でもトップクラスであろうw


まさに頂上決戦と言うに相応しい至高の一戦である。













 


ザコからボスまで全キャラの個性を知り尽くしているだけあって両者の戦いは一進一退。


とくに同キャラ選択した場合は技量の差が結果にでるため戦いは更にヒートアップ。












 


しかし久々の身投げシーンが効いたのか、我らが隊長ガードリーダーが急激に失速(汗)


なんとガードリーダーは自分の操作キャラが突き落とされても腹を抱えて笑い転げていたw













 


これではいかん、なんとかせねばいかん。


ガードリーダーは気の引き締めを図るが、その後も鮫島幸雄に苦戦の連続。


とゆーか、このゲームだけはどうしてもマジメにプレイする気にならないのはなぜなんだろう?














ふざけた画像に見えるが手に汗握る激戦中の1コマであるw
















 


結局、50番勝負は29勝をあげた鮫島幸雄の勝利で幕を閉じた。



この対戦の直前、ガードリーダーに初の子供ができたのを知った鮫島幸雄だったが・・・


接待プレイは一切無しだった(汗)










こうして雨降りしきる福岡博多で行われたコンバットライブス頂上決戦は静かに終結。


勝った鮫島幸雄、負けたガードリーダー。


勝者と敗者、立場は違うが二人の胸はなんともいえない満足感で満たされていた。





















コンバットライブス、玄人同士で戦えばそれは実に笑える、そして泣ける対戦ゲームだ。







だがそれ以前に・・・・























すでにこのオープニングでお腹一杯である。











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